北斗市議会 > 2021-12-07 >
12月07日-議案説明・質疑・委員会付託・一般質問-01号

  • "土砂災害"(/)
ツイート シェア
  1. 北斗市議会 2021-12-07
    12月07日-議案説明・質疑・委員会付託・一般質問-01号


    取得元: 北斗市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-05
    令和 3年 12月 定例会(第4回)        令和3年第4回定例会会議録(第1号)                令和3年12月7日(火曜日)午前10時00分開会     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━〇会議順序(議事日程) 1.開 会 宣 告 1.開 議 宣 告 1.日程第 1 会議録署名議員の指名について 1.日程第 2 会期の決定について 1.日程第 3 諸般の報告について 1.日程第 4 議案第7号北斗市健康センター及び北斗市せせらぎ保健センターにおける         指定管理者の指定について 1.日程第 5 議案第4号北斗市国民健康保険条例の一部改正について及び議案第5号北         斗市国民健康保険税条例の一部改正について 1.日程第 6 議案第6号財産の取得について 1.日程第 7 議案第1号令和3年度北斗市一般会計補正予算についてより議案第3号令         和3年度北斗市介護保険事業特別会計補正予算についてまで 1.日程第 8 通告による一般質問 1.延 会 宣 告   ─────────────────────────────────────────〇出 席 議 員(22名) 議 長  4番 中 井 光 幸 君  副議長 21番 白 戸 昭 司 君      1番 仲 村 千鶴子 君       2番 渡野辺 秀 雄 君      3番 前 田   治 君       5番 伊 藤 洋 平 君      6番 佐々木   亮 君       7番 髙 村   智 君      8番 新 関 一 夫 君       9番 花 巻   徹 君     10番 寺 澤 十 郎 君      11番 吉 田 直 樹 君     12番 玉 森 大 樹 君      13番 栃 木 正 則 君     14番 工 藤 秀 子 君      15番 高 田   茂 君     16番 小 泉 征 男 君      17番 白 石 勝 士 君     18番 山 本 正 宏 君      19番 水 上   務 君     20番 秋 田 厚 也 君      22番 坂 見 英 幸 君   ─────────────────────────────────────────〇会議録署名議員      3番 前 田   治 君      20番 秋 田 厚 也 君   ─────────────────────────────────────────〇本会議に出席した説明員 市     長  池 田 達 雄 君    教 育 委 員 会  永 田   裕 君                       教  育  長 選挙管理委員会  種 田 信 二 君    代 表 監査委員  野 口 秀 一 君 委  員  長 農業委員会会長  和 田 勝 雄 君   ─────────────────────────────────────────〇市長の委任を受けた者で、本会議に出席した説明員 副  市  長  工 藤   実 君    会 計 管理者・  出 口 弘 幸 君                       総 務 部 長 市 民 部 長  深 田 健 一 君    民 生 部 長  浜 谷   浩 君 経 済 部 長  松 野 憲 哉 君    建 設 部 長  山 崎 勝 巳 君 総 合 分庁舎長  田 中 正 人 君    総務部総務課長  小 坂 正 一 君 総務部企画課長  楠 川   修 君    総務部財政課長  川 原 弘 成 君 総務部税務課長  上 野 雅 弘 君    総務部収納課長  福 澤 雄 輝 君 市民部市民課長  京 谷 弥 生 君    市民部環境課長  川 島   勉 君 民  生  部  佐 藤 雅 彦 君    民生部子ども・  松 本 教 恵 君 社 会 福祉課長               子育て支援課長 民  生  部  田 中   宏 君    民  生  部  高 松 孝 男 君 保 健 福祉課長               国 保 医療課長 経済部農林課長  冨 田 祥 之 君    経  済  部  石 坂 弘 之 君                       水産商工労働課長 経  済  部  澤 口 則 之 君    経済部観光課長  新 川   学 君 水産商工労働課 水 産 担当課長 建設部土木課長  若 山 太 一 君    建  設  部  新 井 貴 行 君                       都 市 住宅課長 建  設  部  中 谷 雅 昭 君    総 合 分 庁 舎  小 野 義 則 君 上 下 水道課長               市 民 窓口課長 総 務 部総務課  前 澤 正 毅 君 総 務 係 長   ─────────────────────────────────────────〇教育委員会教育長の委任を受けた者で、本会議に出席した説明員 教 育 次 長  梅 田 一 生 君    特命担当教育次長 八木橋 直 弘 君 学 校 教育課長  京 谷   亨 君    社 会 教育課長  佐 藤   毅 君 学 校 給 食  畑 山 弘 司 君 共同調理場所長   ─────────────────────────────────────────〇選挙管理委員会委員長の委任を受けた者で、本会議に出席した説明員 書  記  長  小 坂 正 一 君   ─────────────────────────────────────────〇農業委員会会長の委任を受けた者で、本会議に出席した説明員 事 務 局 長  吉 田 賢 一 君   ─────────────────────────────────────────〇本会議の書記(議会事務局) 事 務 局 長  山 田 敬 治 君    次     長  大井川 かおり 君 議 事 係 長  寺 田 純 一 君 (午前10時00分 開会) ────────────────── △開会宣告・開議宣告  ────────────────── ○議長(中井光幸君) おはようございます。 ただいまから、令和3年第4回北斗市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 ────────────────── △日程第1   会議録署名議員の指名について ────────────────── ○議長(中井光幸君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、     3番 前 田   治 君    20番 秋 田 厚 也 君を指名いたします。 ────────────────── △日程第2   会期の決定について ────────────────── ○議長(中井光幸君) 日程第2 会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 今定例会の会期は、本日から14日までの8日間といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 御異議なしと認めます。 よって、今定例会の会期は、本日から14日までの8日間とすることに決定いたしました。 なお、会期日程は、既に配付のとおりであります。 ────────────────── △日程第3   諸般の報告について ────────────────── ○議長(中井光幸君) 日程第3 諸般の報告をいたします。 今定例会において、市長から提出された議件は、議案第1号より議案第8号までの、以上8件であります。 本日の議事日程は、印刷してお手元に配付のとおりであります。 地方自治法第121条の規定により、本会議に出席を求めた説明員及びその委任者は、その職氏名を印刷して、お手元に配付のとおりであります。 次に、監査委員から、令和3年8月分から令和3年10月分までの例月出納検査報告書及び定期監査報告書が提出されましたので、その写しをお手元に配付いたしました。 次に、今定例会に出席する説明員の会期中における一般質問並びに議案の審議に伴う入退席については、あらかじめこれを許可することにいたします。 次に、今定例会に出席する議員、説明員、傍聴者及び報道関係者については、議事堂内においてはマスクを着用することにいたします。また、発言をする場合においても、マスクを着用したまま行うことにいたします。 次に、議員及び説明員の本会議への水の持込みについては、これを許可することにいたします。 以上で、諸般の報告を終わります。 ────────────────── △日程第4   議案第7号北斗市健康センター及び北斗市せせらぎ保健センターにおける指定管理者の指定について ────────────────── ○議長(中井光幸君) 日程第4 議案第7号北斗市健康センター及び北斗市せせらぎ保健センターにおける指定管理者の指定についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 池田市長。 ◎市長(池田達雄君) -登壇- ただいま上程されました、議案第7号北斗市健康センター及び北斗市せせらぎ保健センターにおける指定管理者の指定について、提案理由を御説明申し上げます。 本件は、市民の健康増進を図るために設置された北斗市健康センター及び北斗市せせらぎ保健センターの両施設について、民間の能力を活用して一体的に管理運営することで、業務の効率化、サービスの向上等が図られることから、地方自治法第244条の2第3項の規定に基づき、施設の指定管理者を指定することについて、同条第6項の規定により、議会の議決を得ようとするものでございます。 指定管理者となる社会福祉法人函館緑花会は、障がい者支援施設や特別養護老人施設を管理運営しており、養護施設、入浴施設の管理にたけており、市の各種社会福祉事業や教室の開催などについても、その業務が適正になされていることから、当該団体を指定管理者とし、指定期間を令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間とするものでございます。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 ○議長(中井光幸君) 本件に関する質疑を許します。 8番新関一夫君。 ◆8番(新関一夫君) 緑花会が指定管理者になっていくということには特別異論はないのですけれども、指定管理者選考に関わる選考の過程というのですか、中身について、少しお知らせいただければと思います。 ○議長(中井光幸君) 小野市民窓口課長。 ◎市民窓口課長(小野義則君) 新関議員の御質問にお答えしたいと思います。 選考に当たるまでの過程について御説明させていただきます。 まず、募集等の要項の配布でございますが、まず、6月21日から8月31日までやってございました。 6月28日に現地説明会をして、その後、申請書類の受付等が7月5日から8月31日、その間、質問等も受けてございます。 その後、ヒアリングの実施を8月7日、実施いたしました。 ヒアリングの実施をいたしまして、指定管理者候補者の選定ということで、選定委員会がございます。その構成メンバーというのが、副市長及び部長等で10名で構成してございます。その中で、選定基準5号の15項目についてヒアリング及び採点を行ってございます。 そのヒアリング等行った後、採点等いたしまして、3,150点満点中、約80.9%の2,550点をしておりまして、北斗市健康センター及びせせらぎ温泉の提出された事業計画書の審査及びヒアリングによる審査を行って、指定管理者候補者にすることを選定いたしました。 以上のような形の経緯でございます。 ○議長(中井光幸君) 8番新関一夫君。 ◆8番(新関一夫君) 形式的なことは分かりました。 指定管理者の公募をされたと思うのですけれども、実際、何者が手を挙げて、数少なかったということは耳にしていますけれども、多分、いろいろな前提条件をつけていますよね、手を挙げるに当たって。その前提条件を全部クリアしているところ、その公募した中で、応募した件数が何件だったのかと、どうして、例えば2件しかなかっただとかという話になるのかだとか、その中身について、ちょっと教えていただければと思います。 ○議長(中井光幸君) 小野市民窓口課長
    ◎市民窓口課長(小野義則君) 御質問にお答えしたいと存じます。 公募して、応募者は1件だけ、1団体でございました。その中で、審査等いたしまして、決定したという形でございます。 ○議長(中井光幸君) 他にございませんか。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 質疑がありませんので、以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。 本件に関しては、総務常任委員会に付託の上、審査することにいたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 御異議なしと認めます。 よって、本件に関しては、総務常任委員会に付託の上、審査することに決定いたしました。 ────────────────── △日程第5   議案第4号北斗市国民健康保険条例の一部改正について及び議案第5号北斗市国民健康保険税条例の一部改正について ────────────────── ○議長(中井光幸君) 日程第5 議案第4号北斗市国民健康保険条例の一部改正について及び議案第5号北斗市国民健康保険税条例の一部改正についての、以上2件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 池田市長。 ◎市長(池田達雄君) -登壇- ただいま上程されました、議案第4号北斗市国民健康保険条例の一部改正について及び議案第5号北斗市国民健康保険税条例の一部改正について、一括して提案理由を御説明申し上げます。 初めに、議案第4号北斗市国民健康保険条例の一部改正についてでございますが、本件は、産科医療補償制度の掛金の見直しにより、健康保険法施行令等の一部が改正されたことに伴い、所要の改正を行おうとするものでございます。 改正の内容につきましては、現在、被保険者に対する出産育児一時金は、原則、子供1人につき、出産育児一時金40万4,000円と、産科医療補償制度の掛金として加算する1万6,000円の合わせて42万円を支給しておりますが、産科医療補償制度の掛金が令和4年1月1日から1万2,000円に引き下げられることから、支給総額の42万円を変更せずに、出産育児一時金を40万8,000円に増額するもので、施行日は令和4年4月1日とするものでございます。 次に、議案第5号北斗市国民健康保険税条例の一部改正についてでございますが、本件は、全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律の施行により、地方税法施行令の一部が改正されたことに伴い、所要の改正を行おうとするものでございます。 改正の内容につきましては、6歳に達する日以後の最初の3月31日以前である被保険者に対して課する被保険者均等割額を、当該年度分の被保険者均等割額に10分の5を乗じて得た額とする改正を行い、令和4年度分以後の国民健康保険税から適用するもので、施行日は令和4年4月1日とするものでございます。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 失礼いたしました。 議案第4号の施行日、令和4年4月1日からと説明をいたしましたが、施行日は令和4年1月1日とするものでございます。訂正させていただきます。 ○議長(中井光幸君) 本件に関する質疑を許します。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 質疑がありませんので、以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。 本件に関しては、文教厚生常任委員会に付託の上、審査することにいたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 御異議なしと認めます。 よって、本件に関しては、文教厚生常任委員会に付託の上、審査することに決定いたしました。 ────────────────── △日程第6   議案第6号財産の取得について ────────────────── ○議長(中井光幸君) 日程第6 議案第6号財産の取得についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 池田市長。 ◎市長(池田達雄君) -登壇- ただいま上程されました、議案第6号財産の取得について、提案理由を御説明申し上げます。 本件は、浜分近隣公園拡充整備事業に向けて、都市公園用地として必要となる七重浜5丁目地内の土地、8,833.73平方メートルを2億2,446万8,479円で取得することについて、地方自治法第96条第1項の規定により、議会の議決を得ようとするものでございます。 なお、取得する土地は、七重浜5丁目403番3、403番4、411番1、411番3、412番1の5筆で、取得金額は、平成27年度の追分97号線道路改良工事で買収した単価を踏まえ、近傍の標準地価格と比較し、それらに準じて設定したものでございます。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 ○議長(中井光幸君) 本件に関する質疑を許します。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 質疑がありませんので、以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。 本件に関しては、産業建設常任委員会に付託の上、審査することにいたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 御異議なしと認めます。 よって、本件に関しては、産業建設常任委員会に付託の上、審査することに決定いたしました。 ────────────────── △日程第7   議案第1号令和3年度北斗市一般会計補正予算についてより議案第3号令和3年度北斗市介護保険事業特別会計補正予算についてまで ────────────────── ○議長(中井光幸君) 日程第7 議案第1号令和3年度北斗市一般会計補正予算についてより議案第3号令和3年度北斗市介護保険事業特別会計補正予算についてまでの、以上3件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 池田市長。 ◎市長(池田達雄君) -登壇- ただいま上程されました、議案第1号令和3年度北斗市一般会計補正予算についてより議案第3号令和3年度北斗市介護保険事業特別会計補正予算についてまでの、以上3件につきまして、一括して提案理由を御説明申し上げます。 初めに、一般会計補正予算についてでございますが、今回の補正予算は、新型コロナウイルス感染症の影響による予算額の整理、調整のほか、各種事務事業の確定見込みによる予算額の増額、原油価格高騰による燃料費の増額などが主な内容となっております。 歳出から主なものを申し上げますと、第2款総務費は、一般管理費で、各種健診結果がマイナンバーにひもづけされることに対応するため、社会保障・税番号関連民生システム改修委託料329万7,000円を増額計上しております。 財産管理費では、本庁舎2階の西側事務室に間仕切りの壁を設置するため、間仕切り壁設置工事35万2,000円を追加計上するほか、企画費で、道南いさりび鉄道の今年度上期の経営赤字が当初の見込みより増額となったことから、道南いさりび鉄道経営安定化事業補助金194万7,000円を増額計上しております。 また、諸費では、新型コロナウイルス緊急対策事業の第17弾として、感染症の影響を受け、いまだ家計が不安定な中、昨今の灯油価格高騰が追い打ちをかけていることから、冬季生活費増嵩への緊急支援策として、冬季生活臨時支援金1,831万5,000円及び給付事務の関係経費21万5,000円を増額または追加計上しております。 なお、対象者については、北斗市社会福祉協議会が1万2,000円を支給する歳末福祉見舞金の対象となる方及び今年度における各種感染症支援制度の対象となった生活困窮者等とし、支援額は、1世帯当たり、歳末福祉見舞金対象者が3,000円、生活困窮者等が1万5,000円となっております。 このほか、申請件数の増により、感染予防対策等支援補助金2,703万8,000円を増額計上しております。 新型コロナウイルスワクチン接種対策経費については、本市における接種対象者の8割を超える方が2回目の接種を終えており、今後も接種を希望する市民の皆様が確実に、かつ安心して接種を受けることができるよう、予算額の組替えを行うほか、2回目の接種を終えた方のうち、おおむね8か月以上を経過した方を対象とした3回目の追加接種を行うため、集団接種委託料183万円、個別接種委託料346万8,000円を増額計上するほか、接種事務の関係経費400万円を増額、減額または追加計上しております。 戸籍住民基本台帳費では、国のマイナポイント付与拡大方針を受け、マイナンバーカードの申請者数の増加が見込まれることから、申請端末などの更新経費110万2,000円を増額または追加計上しております。 第3款民生費は、児童福祉総務費で、11月の大雨により浸水した、さわやか会館の改修を行うため、修繕料107万8,000円を増額計上しております。 児童措置費では、国の制度改正に伴い、児童手当システム改修委託料336万1,000円を追加計上しております。 第4款衛生費は、母子衛生費で、令和2年度の妊娠・出産包括支援事業の精算額変更に伴い、償還金80万7,000円を追加計上しております。 第6款農林水産業費は、農地費で、北海道の交付決定を受け、御上谷地地区中心経営体農地集積促進事業補助金77万7,000円を追加計上しております。 第7款商工費は、観光交流センター施設管理費で、観光交流センター本館2階の休憩施設について、利用者の利便性向上を図る観点から、飲食提供施設と休憩施設を仕切るため、休憩施設シャッター設置工事339万5,000円を追加計上しております。 また、本年10月に別館に移転した「おがーる」については、今後、物販施設を集約したことによる様々な相乗効果が期待されるところですが、今年度上半期の売上高が当初見込みを大きく下回っていることから、観光交流センター指定管理負担金138万5,000円を増額計上しております。 第8款土木費は、土木総務費で、原油価格の高騰により、燃料費156万円を増額計上しております。 第10款教育費は、中学校費の学校管理費で、大野中学校の特別支援教室を増設することに伴い、学校用器具費109万3,000円を増額計上するほか、同じく大野中学校の多目的トイレを新設することに伴い、大野中学校多目的トイレ新設工事672万1,000円を追加計上しております。 文化センター費では、教育委員会の事務室が手狭であることから、事務室改修工事132万円、施設用器具費139万5,000円をそれぞれ追加計上しております。 第11款災害復旧費は、公共土木施設災害復旧費臨時災害復旧費で、11月の大雨災害による影響及び今後の大雨災害等の備えとして、災害復旧委託料690万円を増額計上するほか、農林水産施設災害復旧費臨時災害復旧費では、11月の大雨災害による影響により、緊急災害復旧工事114万8,000円を増額計上しております。 第13款職員給与費は、個人番号カード関連事務補助金の財源振替によるもので、予算額に変更はございません。 歳入につきましては、歳出に見合う国庫支出金、道支出金、繰入金を増額または追加計上するほか、一般財源として、繰入金、繰越金、諸収入を増額または減額計上し、事務事業に要する経費の財源としております。 以上の結果、歳入歳出にそれぞれ1億5,114万8,000円を追加計上し、総額を228億391万3,000円とするものでございます。 第2表債務負担行為の補正につきましては、健康センター及びせせらぎ保健センターの指定管理負担金、建設機械運転等業務委託料の3件について、限度額の追加をするものでございます。 次に、国民健康保険事業特別会計補正予算についてでございますが、歳出につきましては、第2款保険給付費で、被保険者1人当たりの医療費の増に伴い、被保険者高額療養費6,164万8,000円を増額計上しております。 歳入につきましては、歳出に見合う道支出金を増額計上し、事務事業に要する経費の財源としております。 以上の結果、歳入歳出にそれぞれ6,164万8,000円を追加計上し、総額を49億1,968万円とするものでございます。 次に、介護保険事業特別会計補正予算についてでございますが、歳出につきましては、第2款保険給付費で、申請件数の増に伴い、介護予防福祉用具購入費87万円、介護予防住宅改修費330万円をそれぞれ増額計上するほか、第5款基金積立金では、積立金92万4,000円を減額計上しております。 歳入につきましては、歳出に見合う国庫支出金、支払基金交付金、道支出金、繰入金を増額計上し、事務事業に要する財源としております。 以上の結果、歳入歳出にそれぞれ324万6,000円を追加計上し、総額を46億9,109万2,000円とするものでございます。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 ○議長(中井光幸君) 本件に関する質疑を許します。 初めに、議案第1号令和3年度北斗市一般会計補正予算についての質疑を許します。 歳入は項で行い、歳出は目で行います。 歳出より行います。 2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 5目財産管理費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 6目企画費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 8目コミュニティ振興費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 11目諸費。 3番前田治君。 ◆3番(前田治君) コロナウイルスの緊急対策経費の関係で、感染予防対策等支援補助金、追加ということですけれども、具体的な内容、今までどうで、これからこういうことで追加という、ちょっと内容を詳しく教えていただきたいのが1点。 それから、冬季生活臨時支援金なのですけれども、説明では、1世帯1万5,000円というふうに聞いていましたけれども、その1万5,000円の根拠。 それと、対象世帯が一千百何十世帯かだというふうに思うのですけれども、実際にコロナで影響を受けている低所得世帯というのですか、もっともっとたくさんいると思うのですけれども、今回、この世帯に区切ったといいますか、その辺の根拠、それをお知らせください。 それから、ワクチン接種の関係ですけれども、3回目の接種をということで計上されていますけれども、具体的な開始時期と、その後のスケジュール、そのあたり、見通しがあれば教えていただきたいと思います。 よろしくお願いします。 ○議長(中井光幸君) 石坂水産商工労働課長。 ◎水産商工労働課長(石坂弘之君) 前田議員の御質問にお答えしたいと存じます。 感染予防対策等の補助金に関して、今回の増額の内容、詳細の部分なのですが、当初、こちらのほうの補助金、予算的には、当初、3,500万円で、70件の申請を予定しておったのですが、11月の段階で102件の申請がございまして、その金額的にまず足りないという部分が見えてきました。それで、特に7月から実施していたのですが、7月、8月というものは、件数、かなり申請は少なかったのですが、9月末からの問合せが急激に増加しておりまして、その想定を超えた申請、先ほど申し上げたのですが、となったため、今回、さらに想定としましては75件分、さらに来るというような見込みで、今までの予算の差額、2,703万8,000円を増額補正させていただいたということでございます。 以上でございます。 ○議長(中井光幸君) 佐藤社会福祉課長。 ◎社会福祉課長(佐藤雅彦君) 前田議員の御質問にお答え申し上げたいと存じます。 まず、1万5,000円にした根拠ということでございます。 北斗市の場合は、社会福祉協議会歳末福祉見舞金というものを実施しております。これにつきましては、平成24年度から1万2,000円、現在まで支給しているということになって、まずここを基準として考えてございます。 その上で、昨今の灯油高の高騰を受けまして、算出するに当たりまして、北海道経済産業局から、北海道における生活製品情報というのを毎週月曜日に公表しているのがあります。発表自体は水曜日ぐらいになるのですけれども、そういう公表しているものがございまして、これの過去3年間の、平成30年度から令和2年度の12月の第1月曜日における道南の配達灯油価格、税込み、この数字がありますので、これの3年分の平均値を出しました。これが90.6円というふうになります。 これをベースと考えまして、次に、今年度につきましては、まだ12月というのは、補正を組む段階では公表されていないものですから、直近である11月15日、これが112.5円というふうになってございました。上昇率が約24.2%ということでしたので、1万2,000円に24.2%を乗じて、そうすると二千九百何がし、2,904円なのですけれども、1,000円未満を四捨五入して、上乗せ分、3,000円というふうに考えてございます。結果的に、歳末福祉見舞金の対象の方については3,000円の上乗せ、それ以外の拡大部分については1万5,000円を支給するというふうに決定いたしました。 次に、対象者のことについてでございます。 今回、市長の説明でもありましたように、この冬季生活臨時支援金につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、いまだ家計が不安定な世帯への冬季生活費増嵩への緊急対策として実施するものでして、歳末福祉見舞金の対象者や、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う支援制度等の対象となった方を対象としています。 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う支援制度の対象ということですが、これにつきましては、会派協議の資料の中、資料12でお示ししておりますように、総合支援資金特例貸付を受けた方とか、新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金を受けた方等々、載せてございます。 一方、原油価格の高騰により、ガソリンや灯油をはじめとする石油製品や、電気、ガス料金の値上げなどにより、広く国民全体の生活に影響が出ているというふうに認識はしております。 したがいまして、こうした影響に対する対策につきましては、国がしっかりと行うべきだと、そのように考えております。現在、国は、住民税非課税世帯に対する10万円の給付金の実施に向けて準備を行っているところですので、この給付金の該当になった方、今回の冬季生活臨時支援金から外れたとしても、国が今進めています給付金の該当になった方につきましては、冬季生活費に活用していただければというふうに考えております。 以上です。 ○議長(中井光幸君) 田中保健福祉課長。 ◎保健福祉課長(田中宏君) 前田議員の質問にお答えいたします。 3回目の新型コロナワクチンの接種のスケジュールなのですけれども、現在、この補正予算を出した資料は、原則8か月以上経過した方ということでスケジュールを立てておりますので、この予算によってですと、まず私たち、5月のゴールデンウィーク明けからスタートしていますので、1月下旬からスタートということになります。 ただ、報道等の発表により、8か月というのをできる限り前倒しということで報道発表がありました。まだ正式な数字は私たちには来てはいないのですが、この前倒しというふうになった場合には、できる限り早く前倒ししたいということでございます。 ただし、ワクチン配送の関係もありますので、そちら等の状況等見ながら、医療機関等に御相談しながら、できる限り前倒しということで実施していきたいと考えております。 以上になります。 ○議長(中井光幸君) 3番前田治君。 ◆3番(前田治君) 感染予防の支援補助金のほうなのですけれども、具体的にどういった内容に対して補助しているのか、実際にこの間あった補助の内容を教えていただきたい、主な内容ですね。 それから、この支援の関係、冬季の臨時支援金の関係ですけれども、これは原油が高騰したことによって、これはコロナがあって、それによって需要が大きく減って、産油国がそれによって生産を調整したことによって、今、景気が回復する中で、調整をし続けているために、原油が高騰しているというのが世界的な流れだと思うのですけれども、そういうことからすると、非常に多くの人たちが幅広く、多くの人たちが、間接的であるけれども、コロナの影響を受けているということだと思うのですね。 そういうことからすると、もっともっと北斗市の中では支援を必要とする方々、たくさんいらっしゃるのではないかというふうに私は思うのですけれども、それはきっと市の皆さんもそう思われているかと思うのですが、今、国会の中で、約6兆4,000億円の地方創生臨時交付金が審議されて、臨時国会の中で決まることになると思うのですけれども、そうすると、かつてない大きな交付金が北斗市のほうにも交付されると思うのですけれども、これらを活用して、さらに、例えば非課税世帯を対象に広げるとかという、そういう考え、見通しがあるのかどうかをお尋ねします。 それから、コロナワクチンの関係は、北斗市の場合、この間、ファイザー1本できたと思うのですけれども、新聞報道によると、モデルナも使用するみたいな話になっていますけれども、そのあたり、北斗市、今後とも、つまりファイザーでいくのか、モデルナが入ってくるのか。素人の考えですると、種類が違ってしまうと、3回目、種類が変わってしまうと、効果があるのかどうかという心配も、正直、してしまうのですけれども、それらのこと含めて、知っている情報があれば教えていただきたいと思います。 ○議長(中井光幸君) 石坂水産商工労働課長。 ◎水産商工労働課長(石坂弘之君) 前田議員の御質問にお答えしたいと存じます。 補助内容というようなことで、こちらのほう、感染症対策強化のためのさらなる飛沫感染やエアロゾル感染対策、接触感染等の防止につながる店舗等への設置機器等の導入に関して、市が支援しているというもので、具体的には、3密解消だとか、飛沫感染だとか、接触感染に関わる機器だったり設備の部分で支援をしているということになります。 具体的なものとしましては、例えば機器設置でいいますと、換気型機能のエアコンであったり、空気清浄機であったり、あとはアクリルパーティションだとか、二酸化炭素の濃度測定器等、この辺の機器設置、そのほか、一般の改修という部分でいえば、非接触のトイレだとか手洗いというようなものが対象となっておりまして、これらのかかった経費の5分の4を、上限を設けた中で支援してきているという状況でございます。 ちなみに、今、現状で件数が多いのが、やはりエアコンで60件ほど、空気清浄機で44件ほどというような状況になっております。 以上でございます。 ○議長(中井光幸君) 川原財政課長。 ◎財政課長(川原弘成君) 前田議員の御質問にお答えしたいと思います。 議員、御指摘のありました臨時交付金の関係でございますけれども、現在、国会で審議されているところで、北斗市に対して、臨時交付金、幾ら交付されるのかというのがまだ示されていない状況でございます。 本市におきましては、今まで、今回で第17弾ということで、速やかに、また、適切に対応してきたと考えているところでございまして、今後、国会終了後、示される予定となっておりますので、示された後、そのとき、適切な対応ということと、事業、その都度、適切な事業を選定しながら対応したいと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(中井光幸君) 田中保健福祉課長。 ◎保健福祉課長(田中宏君) お答えいたします。 3回目接種の際のファイザーワクチンとモデルナワクチンの件なのですが、まず、現在の配送スケジュールを見ると、当分の間はファイザーで1本でやっていけるというような状況ではあるかなというような予測ではあります。ただ、不足してくるので、途中、モデルナも入ってくるので、国のほうでは交差接種というのは認められていることでございますので、まず、受ける方御自身に判断材料として、広報、ホームページ、あるいは接種券送付の際に同封して、各個人に御判断していただくような形になると思います。 以上でございます。 ○議長(中井光幸君) 他にありませんか。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 3項戸籍住民基本台帳費、1目戸籍住民基本台帳費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 2目障がい者福祉費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 3目障がい者医療対策費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 4目高齢者福祉費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 5目高齢者医療対策費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 2項児童福祉費、1目児童福祉総務費。 7番髙村智君。 ◆7番(髙村智君) 修繕料、さわやか会館の改修に関する修繕料なのですけれども、今現在も、トイレ、子供はランタンというかライトを持ってトイレに行っているということで、今現在、1か月過ぎてもまだそういう状況なのですけれども、ここ、使っているところなので、例えば専決処分で早く進めるとか、いち早く手をかけて物事は進まなかったのかなという思いがありまして、ちょっとお聞かせいただきます。 ○議長(中井光幸君) 松本子ども・子育て支援課長。 ◎子ども・子育て支援課長(松本教恵君) 髙村議員の質問にお答えしたいと思います。 この11月9日の大雨による、さわやか会館の漏水なのですけれども、この後、いろいろ調べてみますと、やはり結構なお金がかかるということで、いろいろとゆっくりと調べていかなければいけないところがあったので、早急に配線をするということがなかなか大変な状態でした。 今回も、この調査をしながら、一応調査はしていますけれども、中身を見ながら、一つずつやっていかなければいけないということで、早急な対応というのは、とりあえず今、6時までなので、ランタンをたくさん使いながら、ちょうど玄関から入って北側の廊下から北側の部分でしたので、子供たちが常に使うというところはトイレだけでしたので、このような対応を考えさせていただきました。 以上です。 ○議長(中井光幸君) 2目児童措置費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 3目子ども医療対策費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 4目ひとり親家庭等福祉費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 3項生活保護費、1目生活保護総務費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 4款衛生費、1項保健衛生費、1目保健衛生総務費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 3目母子衛生費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 6目環境衛生費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 7目公害対策費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 6款農林水産業費、1項農業費、4目農業施設管理費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 6目農地費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 7款商工費、1項商工費、3目観光費。 8番新関一夫君。 ◆8番(新関一夫君) すみません、次でした。次と間違えました。 ○議長(中井光幸君) 4目観光交流センター施設管理費。 8番新関一夫君。 ◆8番(新関一夫君) 14節のシャッター設置工事、5年間ずっと言い続けてきたような工事だと思うのですが、実現されてよかったなと思いながらも、休憩所のほうには手を入れるのでしょうか。ビジネスの方だとか、エスカレーターを上がってすぐのところですから、その休憩所、どうやって広く利用してもらうのかというところでは、どうなっているのかなというのをお聞きしたいのが1点。 それから、18節のほう、指定管理負担金ということで、138万5,000円負担するということなのですが、まず、これの根拠をお知らせいただきたい。 もう一つ、開業当初、「おがーる」、売上げが2億5,000万円だとか3億円近くあって、利益が大幅に出たということで、当時、観光協会のほうから市のほうに、何千万円でしたかね、2,000万円でしたかね、戻したとかということもあったと思うのですけれども、「おがーる」の売上げ次第によって、これからも「おがーる」の売上げが減ると、こういうような形で負担金は増えていく、あるいは「おがーる」が売上げが上がったら、その分は市は回収していくだとか、そういう考えでいるのでしょうか。 その3点についてお知らせください。 ○議長(中井光幸君) 新川観光課長。 ◎観光課長(新川学君) 新関議員の御質問にお答え申し上げます。 最初の、14節休憩施設シャッター設置工事の部分に関わる部分で、休憩施設の部分に手を入れるのかというような御質問でございますが、これにつきましては、現在、八戸に本社がございます株式会社吉田屋と協議をずっと進めてきているところでございますけれども、休憩施設の部分につきましては、もともと共用スペースということでございまして、現在、休憩施設内にはテーブルが13台、椅子が34脚ございます。これにつきましては、これまでも交渉してきている、御指摘もございましたけれども、稼働時間における休憩施設の店舗化のような部分も改善するということでございますので、例えば出入口を開放するだとか、あるいは、今回、シャッターをつけさせていただきますけれども、そういった形で、現在、吉田屋につきましては、5時で閉店されておりまして、5時を過ぎれば、これと同時に施設のほうも閉鎖している、休憩施設のほうも閉鎖している状況でございますので、現在、23時50分までJRが施錠するまでは、以後、使えるような形でオープンにしていくというような内容で開放していくというようなところで、設備だとか、そういった部分につきましてはシャッターのみでございますけれども、そういった形でオープンにしていくというような形で、手を入れるということでございます。 もう一つ、18節の観光交流センター指定管理負担金の根拠ということでございますけれども、これにつきましては、当初予算の収入のうち、アンテナショップの「おがーる」の収入につきましては、コロナなどの状況を勘案しまして、総売上額でちょっと申し上げますけれども、前年度予算額約1億300万円ございましたけれども、これの65.8%の総売上げで6,799万5,000円ほどで計上していたところでございますけれども、9月末までの実績が、上期の部分になりますけれども、これが実績で62.9%ほどでございました、予算額に対しまして。したがいまして、これを来年の3月末までの当初予算の部分ということで見込みをしましたところ、3月には138万4,797円の資金が不足するということで見込まれましたことから、今回、補正予算の計上に至ったところでございます。 また、「おがーる」の売上げの増減によって補正があるのかということでございますけれども、当初予算の積算の精度を高めれば、そういったことがないようにということでは、以後、行っていきたいと思いますけれども、実際、今回のような形で資金がショートするということが生じた場合につきましては、もちろん収入の一番の稼ぎどころは「おがーる」のアンテナショップの「おがーる」収入でございますので、こういったところにてこ入れをしながらでございますけれども、できるだけ補正がないような形で、精度を高めた形でやっていきたいというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(中井光幸君) 8番新関一夫君。 ◆8番(新関一夫君) 休憩施設については、ある程度分かりました。 負担金の話なのですけれども、多分、観光協会から市のほうにお金を戻してもらったというのは、その1回だったというふうに記憶しているのですよ。違っていたら訂正してください。 少なくとも「おがーる」の売上げ、その利益、自己財源というようなことで考えの上で、市の委託料だとか負担金だとかというのを払ってきたと思うのですけれども、少なくても協会のほうでも内部留保を持っていると思うのですよね。例えば予算と「おがーる」の売上げが違ったので補助しますと、簡単に言えばそういう話で聞こえるのですが、協会の内部留保と、運営面での話ですね。「おがーる」の売上げそのものが、「おがーる」単体の、例えば人件費だとか、あるいは問屋の支払いだとか、そういうことに回っていて足りないということなのか。私の知る限りでは、「おがーる」の観光協会運営に当たって、人員、観光案内所も含めているわけですけれども、「おがーる」が負担しようとしている、例えば人件費、それは「おがーる」に関わるところだけでしょうか。あるいは、ほかの人件費も「おがーる」の売上げで見ているのでしょうか。「おがーる」の売上げが減ることによって、観光協会が資金ショートするというのは、その内部留保の話まで含めて資金ショートするということでのお話でしょうか。ちょっと中身を教えてください。 ○議長(中井光幸君) 新川観光課長。 ◎観光課長(新川学君) お答えいたします。 まず、「おがーる」の収入の部分につきましては、これは公益事業と収益事業にそれぞれ部門別に分かれておりまして、収益事業に該当するものでございます。公益事業につきましては、2名だけの職員の人件費ということであてがっておりまして、この「おがーる」につきましては、収益事業、残り10名ちょっとだと思われますけれども、その方が、案内所だとか、「おがーる」のもちろん職員もそうですし、観光協会の事務職員も含めた部分でのものでございますので、そういった意味でいくと、「おがーる」は観光協会の一般財源に相当するようなものだということで御理解いただければと思います。 また、内部留保の取扱いにつきまして、今回、百三十万何がしというような部分を補正させていただいたわけでございますけれども、令和2年度の内部留保が、正味財産ということになると思うのですけれども、これにつきましては約1,200万円ございました。 今回、我々、流動資産のうち、もちろん商品の部分だとか、あるいは仮払いになるようなもの、貯蔵品、そういったような現金化、要は流動資産になり得ない、要は現金にすぐなれないもの、そういったものを除きまして、約350万円ございましたので、それを除いて、890万円くらいの部分を内部留保というような、現金、預貯金を含めまして、現預金ですけれども、そういったものを含めまして、来年の3月末までの見込みを出しました結果、3月には130万円ほどの資金がショートするというような見込みが9月末現在で生じたという流れでございます。 以上でございます。 ○議長(中井光幸君) 8番新関一夫君。 ◆8番(新関一夫君) 課長の説明、もっともらしく聞こえるのですけれども、一番分かりにくくしているのは、例えば収益部門と公益部門というような分け方をしているということなのですが、「おがーる」が収益部門というのは分かります。当たり前ですよね。ただ、ほかにも収益部門に区分されている部署があり、そこに人員も配置されています。例えば案内所。案内所は収益部門なのですか。手荷物を預かっているから、そこで小銭が入るので収益部門だというのは、私はおかしいと思うのですよ。少なくとも1億円、2億円の商売をしている「おがーる」を単体で会計が分かるようにしていかなければ、本当に赤字なの、黒字なの、どのくらい黒字なの、非常に見えにくい。協会総体の収益事業が「おがーる」で、そこが足りなくなったから補助すると言っているのだけれども、一体どこにどういうふうに使われているかということが全く見えないのですよね。「おがーる」単体で回していくのに資金が不足しているのだということで、その分、潰すわけにいかないので、補填しましょうというのは分かる。だけど、はっきりそういうふうにも聞こえないのですよ。その辺のことを何人の方がどこまで正確に分かっているのかと、ちょっと疑問でもあるのですけれども、監査でもいろいろなことを指摘されましたけれども、そのことについてはどうお考えでしょうか。 ○議長(中井光幸君) 工藤副市長。 ◎副市長(工藤実君) 新関議員の御質問に、基本的な考え的な部分、先に御説明をさせていただいて、詳細の数字のほうは、後ほど観光課長から御説明があると思います。 まず、やり取りの中で、収益事業イコール「おがーる」というようなやり取りでございました。もちろん、大きな収益を上げるのは、アンテナショップ「おがーる」でございますが、基本的には、公益と収益があって、公益というのは、観光協会に補助金を出している部分もございますので、そこで行われる、さらには、若干のそこで人件費も見込んでいるという部分もあって、そこのところは置いておいて、収益事業、収益部門というのは、観光交流センターの本館、別館の指定管理業務が、ざっくり言いますと収益というふうになりまして、その中の業務で、アンテナショップというような運営と、それから、観光案内所の開設、運営というものがあります。 したがいまして、今、御質問の中で、案内所がなぜ収益かということで御指摘もございましたけれども、オープン当初は若干の手荷物預かり、それから、近隣のホテルの関係の窓口業務を開設していたというような、スペースの提供ということもございました。現時点で、それらについて縮小もしくは取りやめ等になってございますけれども、前段申し上げましたように、指定管理業務そのものが収益というようなくくりの中で、案内所に関する人件費、それから、「おがーる」の人件費含め、所要のコストというふうになってまいります。 したがって、その全体の中で、指定管理業務の部分の財源が不足してきたので、今回、補正をお願いしているということなのですが、留保財源についても、議員御指摘のように、開業当初、非常に盛況でございました。そこから継続して市に戻していただいた、納付いただいた分もありますが、観光協会として留保していたものもあって、単年度で、駅前のにぎわい等を目的としたイベント等の財源、それから、今回の「おがーる」の本館から別館に移設する、この所要費用についても、観光協会のほうで負担をいただいてございます。 そんなことで、一定の留保財源、これは利益が出たときは、当然、一般社団法人、法人格を持った独立した団体でございますので、これは留保財源を持ちながら事業展開というふうになるのですが、ただ、なかなかコロナの影響もあって、経営的な部分が、基盤としての部分はあるのですが、そこの基盤を安定した状況にまだ持っていけられない状況がございますので、その辺、利益が出たから、そこを全額観光協会が自主的に様々なものに充てていくということが理想なのでしょうけれども、市のほうで考えている観光振興策、これらも踏まえて、その留保的な財源が生じた場合は、どう活用していくべきかということは、やはり市と協会と協議しながら、合意しながら進めていく必要があるというふうに捉えてございます。 いずれにしましても、収益というのは、観光交流センター等の指定管理業務、それが収益部門、事業だというような中で、現在、補正のほうを出させていただいている。基本的にはそのように御理解をいただければというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(中井光幸君) 新川観光課長。 ◎観光課長(新川学君) 私のほうから、部門別といいますか、収益事業のうち、部門別の収支の部分についてお問合せがございましたので、そちらのほうにつきまして御説明申し上げたいと思います。 実際、会計、決算をもう既に令和2年度まで終えておりますけれども、その中で、損益計算書から読み取れる部分で、観光協会とやり取りをして、それぞれ部屋ごとに分化しながら、例えば「おがーる」だとか、本館、別館、そして観光案内所、これの4施設につきまして、収支の部分についてちょっとお伝えしたいと思います。 まず、令和2年度になりますけれども、「おがーる」につきましては、総売上げで約4,000万円の収入がございまして、これにつきまして、経費にかかるもの、販売管理費、一般管理費の部分が1,900万円ございました。したがいまして、令和2年度につきましては、「おがーる」につきましては、マイナス506万6,036円というような数字が出てございます。 本館につきましては、総売上げ、収入になる部分が、施設の使用料がございます。これは41°ガーデンの収入になるようなものだとか、あるいは指定管理料ということになりますけれども、こちらの部分で、総売上げで3,862万円ほどの総売上げがございまして、これにつきまして、人件費だとかの経費、そういったようなものが2,430万円ほどございまして、本館の部分につきましては、1,427万8,556円のプラスというような形で出てございます。 続きまして、観光案内所でございますけれども、令和2年度につきましては、総売上げで、これは施設使用料、バスのチケットの売上げだとか、そういったようなものでございますけれども、あとはプリンスさんの借上料、そういったようなものでございまして、68万4,741円が収入でございまして、かかる経費、これは案内所の職員3名だとかというような部分を含みますけれども、かかる経費が1,067万円ほどございました。したがいまして、案内所につきましてはマイナスの991万円などということでございまして、それぞれ、そのほか収益事業部門、たくさんございますけれども、令和2年度に限れば、収益部門につきましては、マイナス175万4,247円ということで決算されているような状況でございます。 令和元年度につきましては、別に資料を持ってはございますけれども、「おがーる」は、先ほど令和2年度はマイナスの部分でお話しさせていただいてございますが、コロナの影響がありまして、マイナスに向いている状況でございますけれども、平常時におきましては、「おがーる」は、令和元年度の数字を見ると、100万円だとかというようなプラスに傾いている時期もございますので、そういったことの流れの中で、部門別の部分も注視しながら、今後、経費の部分を含めまして、そこら辺の部分の執行の部分、指定管理の積算といいますか、そういった部分に努めていきたいというふうに思っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(中井光幸君) 他にありますか。 9番花巻徹君。 ◆9番(花巻徹君) ちょっと今の話の延長線上になりますが、指定管理者の負担金、足りなくなったので応援することになったと、こういう予算ですよね。二、三年前には大幅な黒字になったので、指定管理の負担金を出しておったけれども、返していただきたいと、返しましたよね。これ、基本的な考え方、きちんとしておいたほうがいいのでないだろうか。来年になりますと、せせらぎ温泉と保健センターも指定管理者制度になります。ここも同等の赤字になるとか、そういうことがあり得る話ですから、そういったときに、改めてまたこういう補正の予算を出すということに前例としてなるわけですから、それぞれ指定管理者を承って運営、経営をする皆さん方は、かなり厳重に数字を管理しながら動いていくだろうと、こういうふうに思います。ですから、きちんとこういう、もし赤字になったらという含みを残しておくというのはいかがなものかなというふうに私は思います。 観光協会は、剰余金が出れば税金も払うのでしょう、ここは。そうすると、ある程度剰余金が出て、当初、指定管理者の負担金を大幅に払っておった、黒字になったからその部分を返してもらうというふうなことというのはいかがかなと。繰越剰余金、あるいは利益準備金という形で残しておいて、後年度の経営に使う。そして、払うべき税金を払ってもらうと、こういうふうな形のほうが、むしろ正常でないだろうかなと。こういうふうにして出していくと、次々と前例になって、うちもこうだからこうだよというふうなことが、なりはしないかということを心配します。その辺のところをちょっとお知らせをいただきたい。 ○議長(中井光幸君) 工藤副市長。 ◎副市長(工藤実君) 花巻議員の御質問のほうにお答えをさせていただきます。 まず、御質問の中で、せせらぎ温泉が指定管理に新年度から移行するというようなことも踏まえつつ、この施設を指定管理という手法でいく際の、市としての費用の持ち方といいますか、そういう基本的な部分の御質問だと思うのですけれども、まずは、基本的な考え方は議員の御指摘のとおりというふうに進めていければ、これは理想になるのだと思っています。まず、指定管理を行うに当たって、市のほうは一定の指定管理料を出す。または、収益性が高い施設であれば、これは指定管理料を出さず、そこで公共施設の管理をいただいて、収益の中から管理運営をしていただくというようなこともあって、非常にこの指定管理という手法の中では、公共施設の性質によっては幅広い取扱いがあって、そしてそれらのルールについては、個々の指定管理に関して基本協定を交わしますので、そこで様々なルールを決めていくというふうになります。 分かりやすく申し上げれば、せせらぎ温泉と観光交流センターの関係で申し上げれば、せせらぎ温泉は一定程度集客について正確に見込める、つまり収入が一定程度確実に見込まれる、そういった中で、管理に伴う経費というのは、長年の実績がありますので、どの程度要するというふうなことも、これ、推定できます。そこの中から収支をはじいて、この指定管理料を幾らにする、もしくは想定以上に利用客が増えて収益性が高まったときに、その剰余金的なものについてはこうしますということを取り決める予定でおります。 一方で、観光交流センターも、非常に収益性の高い施設ではございますが、御承知のように、新幹線の利用客が年々減少してきた中にあって、この複数年、新型コロナの影響を受けて、相当な収益については、2年前、3年前には想定できない、今、事態になっていまして、それが先ほど議論いただいたアンテナショップ「おがーる」の売上げ減少、それから、別館のほうでテナント料というのも毎月入ってくる、それから、本館のほうの2階の弁当屋も同じでございますが、そちらのほうについては、御承知のように、例えば弁当屋は、閉店している間は、市にはその分は入ってきません。それから、別館のほうも、一部、光熱水費の実費等については減免等をしてきた経緯もあって、いわば不測の状態に、ここ一、二年、なっている。 したがって、そういうような不測の事態が生じた場合の赤字、つまり当初見込んだ指定管理料で施設の運営を賄いきれないという場合は、市の設置している公共施設ですので、市のほうが応分の負担をしていかなければならないというような状況でございます。 したがって、この観光交流センターの指定管理について、一定のルールをという御指摘は十分御理解できるところであるのですが、まだそのルールを固定化できる安定した運営、収支状況、経営になっていないというようなところがありますので、今回、補正も出しましたし、また、新年度の状況によっては、その状況に応じた財政的な手当ということもやっていかなければならない。 いずれにしても、公共施設、市が設置している施設でございますので、このような事態になった場合は、市がその負担をしていかなければならない部分があるということで、そこと収益事業との兼ね合いということで、御理解いただければと思いますが、いずれ安定的な段階になった段階では、固定的なルールというものもきちんと決めて、前段のほうで申し上げました基本協定書の中でそこを明文化していくということも必要になってくるというふうには考えてございます。 以上でございます。 ○議長(中井光幸君) 9番花巻徹君。 ◆9番(花巻徹君) これ、せせらぎ温泉も、それから、今の観光協会も、これは収益、売上げというものがきちんと見えてくる施設の指定管理ということです。ほかの体育館だとか、農業者トレーニングセンターだとか、こういうところも指定管理者でお願いしていますけれども、ここからは収益というのはほとんど見込めない。したがって、これに対する補助金のプラス・マイナスは出てこないだろうと、こういうふうに想定されます。 指定管理者制度で運営していく形が、申し上げたとおり、二通りあると考えればいいのですよね。収益の上がらない、管理のみ、そして市民の利便性のみを考える指定管理の形と、今申し上げたのは、商売をしながら指定管理を承っているということですから、これとは若干、考え方が違うのでないだろうかと思います。 ですから、ずっとやっていった上で、最終的に負担金を入れないと決算ができないよというときには、議会が納得する範囲内で負担金を入れざるを得ないというふうに今聞こえてきました。これは、それにしても、私は反対という意味、今言っていることを総合すれば反対質疑だろうと、こう思うかも分かりませんが、こうやって出てきたのだから、それはあえてどうのこうのということはありませんが、将来的に、丁寧に、この辺、やはり厳重にすべきかなと思っています。剰余金が、利益が観光協会に出たら、それは観光協会に一辺、前のやつですよ、戻してもらわないで置いておけば、果たしてどういう形になったのかということも含めて、ちょっと思っています。 意見として申し上げました。別段、答弁は結構でございます。 ○議長(中井光幸君) 他にありますか。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 暫時休憩いたします。 再開は、11時30分頃といたします。   (午前11時13分 休憩) ──────────────────   (午前11時29分 開議) ○議長(中井光幸君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 8款土木費、1項土木管理費、1目土木総務費。 19番水上務君。 ◆19番(水上務君) 随分ずっと出ているのですけれども、燃料費の関係で、見積り単価の、灯油が幾らで、土木は車両のあれだから軽油だろうと思うのですが、単価は幾らで設定して、こういう補正を組んでいるのか、その辺、教えてください。 ○議長(中井光幸君) 若山土木課長。 ◎土木課長(若山太一君) 水上議員の質問にお答えいたします。 単価ですけれども、予算時は、税込みで、軽油でいきますと113.4円が、補正予算のときの価格で144.19円ということで、約27%、軽油に関しては上がっております。 ガソリンに関しましては、予算時が税込みで132円が、162.8円ということで、約1.23倍ということで、それぞれ価格が上昇しているような形になっています。それに併せまして、補正予算のほうをとらせていただいております。 以上です。 ○議長(中井光幸君) 19番水上務君。 ◆19番(水上務君) 灯油も教えてください。 ○議長(中井光幸君) 川原財政課長。 ◎財政課長(川原弘成君) 水上議員の御質問にお答えいたします。 今回の土木総務費、こちらのほうに灯油は入っておりませんけれども、灯油単価につきましては、当初予算時、70円、今回の補正予算設定時は90円という形になっております。 以上です。(発言する者あり) 税抜きとなっております。 以上です。 ○議長(中井光幸君) 他にありますか。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 10款教育費、1項教育総務費、3目国際交流事業費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 2項小学校費、1目学校管理費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 3項中学校費、1目学校管理費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 4項社会教育費、1目社会教育総務費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 2目青少年健全育成費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 3目公民館費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 4目文化センター費。     (「なし」と呼ぶ)
    ○議長(中井光幸君) 5項保健体育費、1目保健体育総務費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 2目保健体育施設費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 3目学校給食運営費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 11款災害復旧費、1項公共土木施設災害復旧費、1目臨時災害復旧費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 2項農林水産施設災害復旧費、1目臨時災害復旧費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 13款職員給与費、1項職員給与費、1目職員給与費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 以上で、歳出を終わります。 次に、歳入に入ります。 16款国庫支出金、1項国庫負担金。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 2項国庫補助金。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 17款道支出金、1項道負担金。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 2項道補助金。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 20款繰入金、1項基金繰入金。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 21款繰越金、1項繰越金。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 22款諸収入、5項雑入。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 以上で、歳入を終わります。 次に、第2表債務負担行為補正の質疑を許します。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 質疑がありませんので、第2表債務負担行為補正の質疑を終わります。 以上で、議案第1号令和3年度北斗市一般会計補正予算についての質疑を終わります。 次に、議案第2号令和3年度北斗市国民健康保険事業特別会計補正予算についての質疑を許します。 歳入歳出一括で行います。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 質疑がありませんので、以上で、議案第2号令和3年度北斗市国民健康保険事業特別会計補正予算についての質疑を終わります。 次に、議案第3号令和3年度北斗市介護保険事業特別会計補正予算についての質疑を許します。 歳入歳出一括で行います。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 質疑がありませんので、以上で、議案第3号令和3年度北斗市介護保険事業特別会計補正予算についての質疑を終わります。 これより、討論を許します。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 討論者がありませんので、以上で討論を終わります。 これより、採決いたします。 採決は、分けて行います。 初めに、議案第1号令和3年度北斗市一般会計補正予算についてを採決いたします。 本件に関しては、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 御異議なしと認めます。 よって、本件に関しては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第2号令和3年度北斗市国民健康保険事業特別会計補正予算についてを採決いたします。 本件に関しては、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 御異議なしと認めます。 よって、本件に関しては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第3号令和3年度北斗市介護保険事業特別会計補正予算についてを採決いたします。 本件に関しては、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 御異議なしと認めます。 よって、本件に関しては、原案のとおり可決されました。 ────────────────── △日程第8   通告による一般質問 ────────────────── ○議長(中井光幸君) 日程第8 これより、通告による一般質問を行います。 通告順に発言を許します。 7番髙村智君。 ◆7番(髙村智君) -登壇- 通告に従いまして、1点、質問させていただきます。 1、北斗市の課題解決に向けた今後の取組と方向性に関する件。 令和3年第3回定例会の栃木議員の通告に対して、2期目も担わせていただければと市長は答えていました。 市長は、現在の北斗市の課題と、今後、このまちをどのような方向に導いていこうと考えているのか、お聞かせください。 (1)人口減少対策と少子高齢化について(函館市、七飯町との人口減数の比較)。 (2)企業誘致について。 (3)学童保育について。 (4)待機児童と保育士の人材不足について。 (5)子供の貧困について。 (6)教員の働き方改革について。 (7)観光事業について。 (8)市職員の労働環境について。 (9)1次産業の後継者問題などについて。 (10)新函館北斗駅周辺について。 (11)LGBTQへの取組について。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(中井光幸君) 池田市長。 ◎市長(池田達雄君) -登壇- 髙村議員の御質問にお答え申し上げたいと存じます。 本年第3回定例会における栃木議員の一般質問に答弁いたしましたとおり、私は、SDGsと市民目線に立ち、市民による市民のためのまちづくりを理念に、躍動する都市、北斗市の創成を目指し、みんなが住みよいまちづくりの実現に向け、諸課題に取り組んでまいりました。 新型コロナウイルス感染症対策では、市民や事業者の皆様へ必要な支援を行うため、感染防止対策、経済支援など、これまで17弾にわたる緊急かつ集中的な多岐にわたる取組を進めてまいりましたし、市民の皆様にお約束した公約につきましては、ほぼ全ての事業を実施、予算化することができました。 しかしながら、新型コロナウイルス感染症は、いまだ収束を見通せず、今後も状況によっては躊躇なく対策を講じなければなりません。 加えて、人口減少問題や企業誘致など、残されている課題も数多くございます。 これらの課題解決のため、そして、北斗市の一層の発展のため、諸般の事情が許せば、引き続き市政を担わせていただきたいという決意を表明させていただいたものでございます。 御質問の、北斗市の課題解決に向けた今後の取組と方向性に関する件の1点目、人口減少対策と少子高齢化でございますが、現在、人口減少の進行は、全国的な問題となっており、国勢調査に基づく本市の人口も、平成17年をピークに減少傾向が続いております。 そのような中、本市では、第2期北斗市まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づく施策の実施により、社会動態と自然動態の改善に向けた取組を力強く進めているところでございます。 函館市、七飯町との比較ですが、本市の国勢調査人口が、平成27年の4万6,390人に対し、先月末に公表された令和2年実績が4万4,302人となり、この5年間で2,088人、率にして4.5%の減少となっております。 同様の比較で、函館市は1万4,895人、率にして5.6%の減少。七飯町は434人、率にして1.5%の減少となっております。 人口減少対策については、社会動態の改善に向けて、現在取り組んでいる移住定住促進対策事業の継続を基本としつつ、その効果を検証し、必要な見直しを行いながら、実効性のある事業実施に努めていくこととしておりますが、特に本市の特徴として、20歳前後の若年層の転出増加が顕著であり、地域の人材不足の解消を図るためにも、UIJターン奨学金償還支援事業や、移住就業支援交付金などにより、若年層の回帰につながる事業を実施しているところでございます。 また、自然動態については、結婚から妊娠、出産、子育てまで、切れ目のない支援体制を構築していくことが必要であり、今後も子育て支援制度の充実や、出産、育児への不安解消に取り組むなど、安心して産み育てることができる環境を整えることで、出生数の増加を図っていきたいと考えております。 特に結婚については、生涯学習講座などの既存事業が男女の出会いの場となる可能性もありますので、庁内横断的かつ各種団体とも連携し、取り組んでまいりたいと考えております。 2点目の、企業誘致でございますが、改めて本市の地域特性を申し上げますと、北海道新幹線と高速道路網に空港や港湾へのアクセス環境も加えた交通結節点として、拠点機能が最大の強みであります。 今後の企業誘致では、優れた地域特性を強力に発信するとともに、コロナ後の企業活動回復を見据えた優遇措置の拡大を図り、企業への効果的なアプローチを行ってまいります。 新函館北斗駅周辺については、新幹線利用者の回復基調や、3棟目のホテル建設計画と、複合商業施設構想があり、また、新駅前に関心を示す事業者もあることから、このような動きが停滞しないよう、積極的に取り組んでまいります。 さらに、追分インターチェンジ周辺の都市的土地利用の推進については、追分地区の立地環境を活用可能な複数の企業から立地に向けた相談を受け、関係する協議を開始したところであり、進めるに当たっての課題は容易なものではありませんが、人口減少対策における雇用の場の確保につながるものであり、実現に向けて粘り強く、かつ着実に取り組んでまいります。 3点目の、学童保育でございますが、昨年度から市内2法人へ委託したことにより、授業のない日の開始時間が30分繰り上げられ、また、一時的に支援員不足となった場合、法人が運営する保育園の保育士が対応できるなど、サービスの向上が図られております。 今後の課題として、終了時間の延長が挙げられますが、児童の夕食、入浴、学習、睡眠など、生活習慣が適切に維持されることが重要であり、利用料金も含め、利用者アンケートをとりながら、協議、検討していきたいと考えております。 4点目の、待機児童と保育士の人材不足ですが、本年10月1日現在の潜在的待機児童数は34人で、約半数が七重浜地区の認定こども園を希望しております。 潜在的待機児童の対策としては、定員の120%以上の状態にならない範囲内で、さらなる受入れをしていきたいと考えており、そのためには、保育面積の確保と保育士の配置が必要となります。 現在、子育て支援センターの統廃合を協議中であり、また、今年度から開始している保育士人材バンクに登録した方を雇用に結びつけることで、保育の無償化等による保育ニーズの高まりと、出生数の低下という現実も見据えつつ、定員の弾力的運用による手法を中心に、効果的な対策を講じてまいります。 5点目の、子供の貧困でございますが、平成27年の厚生労働省の調査によりますと、7人に1人の子供が貧困の状況にあり、ひとり親世帯の状況が大きく影響すると言われております。 本市の状況として、児童扶養手当受給世帯では、年収300万円以下の世帯が約8割を占めており、経済的な困窮が懸念されますので、来年度から設置する子ども家庭総合支援拠点機能の中で、詳細な実態把握を行うなど、適切に対応してまいりたいと考えております。 6点目の、教員の働き方改革でございますが、平成30年度に策定した北斗市働き方改革プランに基づき、教員が本来担うべき業務に専念できる環境の整備に努めているところであり、学習支援員や少人数授業職員の配置、さらには、スクールカウンセラーやスクールサポートスタッフを道教委に要請して配置するなど、教員の負担軽減を図っております。 また、タイムレコーダーを導入し、勤務時間の正確な把握や、ICTを活用した教材の共有化など、時間外勤務の縮減に向けた意識改革の取組も進めているところでございます。 今後は、従来の仕事の仕方にとらわれない、新たな視点で校長会等とも議論を重ね、さらなる働き方改革を進めてまいりたいと考えております。 7点目の、観光事業でございますが、本市の豊かな自然環境や1次産品などを生かし、これまで観光振興を進めてきた結果、北斗桜回廊は本市を代表するイベントとなり、開業効果が落ちついた後も、宿泊者数は増加するなど、一定の効果を上げてきたと考えております。 今後は、新型コロナウイルスの収束も見据えながら、これらの取組を継続するとともに、昨年度から実施している着地型観光担い手づくり事業を積極的に展開することで、本市の魅力を生かした体験観光商品の開発と、普及促進を目指してまいります。 8点目の、市職員の労働環境でございますが、職員がその能力を最大限に発揮し、組織力を高め、行政サービスを向上させていくためには、労働環境の改善、向上が不可欠となります。 これまで、若手職員とのランチミーティングや、リノベーションプロジェクトからの提案などを踏まえ、空調設備やトイレ環境の充実、事務スペースや女性更衣室の拡張などのハード対策を進めるとともに、新規採用職員はもとより、全職員を対象に、人材育成の強化に努めるなど、職員の資質向上や意識改革にも取り組んできており、今後も継続して働きやすい環境の整備に努めてまいります。 9点目の、1次産業の後継者問題などでございますが、1次産業の就業人口は、ペースは鈍化しているものの、減少傾向が続いており、後継者問題の解決には、所得の向上が最も重要であると考えております。 市といたしましては、農業ではほ場整備事業や施設園芸用ハウス等導入事業など、省力化や高所得化に向けた取組を継続し、漁業については、漁場造成や増養殖事業など、とる漁業からつくり育てる漁業を加えた漁業経営への転換を促進し、高所得化を実現することで、後継者にとって魅力のある産業となるよう、漁業者と協議を重ねながら、施策を講じていきたいと考えております。 10点目の、新函館北斗駅周辺でございますが、市では、にぎわい創出のため、今夏以降、地域の方をターゲットとした様々なイベントを開催し、手応えを感じているところでございますので、引き続き新駅周辺の活性化に向けた施策を進めてまいります。 また、商業用街区については、2点目の答弁でも申し上げましたとおり、積極的な取組を進めるとともに、企業誘致関係窓口のワンストップ化の観点から、一部街区の取得を検討するなど、札幌延伸を見据えた中では、新たな視点も必要であると認識しております。 11点目の、LGBTQへの取組についてでございますが、本市のまちづくりは、誰一人取り残さない社会の実現を目指したSDGsの理念に基づき進められており、SDGsのゴールには、ジェンダー平等の実現や、人や国の不平等をなくそうといった、差別のない世界を目指す目標も掲げられております。 市としても、今後、取り組んでいかなければならない課題と考えておりますが、まずは市民の認識と理解を深めることが重要であり、啓発など、できることから取り組んでいくほか、近隣市町などの動向を注視しながら、必要な取組を検討してまいります。 以上で、髙村議員の御質問に対するお答えといたします。 ○議長(中井光幸君) 7番髙村智君。 ◆7番(髙村智君) 11点と、長い答弁、ありがとうございます。 何よりも、北斗市というだけでなくて、近隣全て、日本国中、全て人口減少が本当に課題となっておる中で、どのように減少率を下げていくのか、前にも質問させていただきましたけれども、抑制という言葉、課長のほうからも出ていましたけれども、いかに抑えられるかというところは、やはり仕事する場所なのかなというのは、市長の答弁からも感じておりますし、皆さんもそう思っていると思います。 住み育てるというところでいうと、生活の環境、安定した仕事というところで、企業誘致については、多分、これから、コロナが明けてというか、薬ができて、動き回れるようになったときには、市長、積極的に動いていただいて、そして働きかけと。できれば、一部上場企業だとかの誘致活動などというのも、今、本州、とても暑くなって、そして洪水、風水害も多数起きているところで、北海道への誘致と、ワーケーションなどでも、北海道はどんどん、北海道が富士通との提携というのも発表されていますけれども、どんどん行われていくのかなと思っております。 これから先の取組について、例えば大きな企業と会うというところでいうと、今までどのような形での接点で接していたのかなというのを、ちょっと改めて教えていただければと思います。 ○議長(中井光幸君) 石坂水産商工労働課長。 ◎水産商工労働課長(石坂弘之君) 髙村議員の御質問にお答えしたいと存じます。 大きな企業への接点といいますか、そのような部分での取組ということですが、従前からもお話ししていたことはあるのですが、大きいところ、企業フォーラムだとかを通じての顔つなぎといいますか、そこの部分をまず主体としてやっておりまして、そのほかには、例えばなのですが、東京のほうの東京北斗会ですか、あちらの方の御紹介だとか、そういうような、いわゆる顔つなぎ的な部分での御紹介で、大きい企業とか、当たった部分もございますし、あとは逆に企業のほうがこちらのほうに声をかけていただいて、大きいあれでいえば、サッポロビールだとか、そのあたりで取組を進めてきたという状況でございます。 以上でございます。 ○議長(中井光幸君) 7番髙村智君。 ◆7番(髙村智君) この2年間、本当にコロナというところで停滞してしまっていますので、この先の全体的な動きに期待をしたいと思っております。 私たちも、多分、議員の皆さんもそうだと思いますけれども、あちこち動けるようになったときには、いろいろな形でPRができていくと思いますので、私たちも引き続き勉強しながら進めていければなと思っております。 次に、子供の減少の中で、子育てというところで、キーワードになりますけれども、子育てしやすいまちには当然、人が集まって、今、七飯町が減少率が若干低いのは、高規格道路がうまく使われていて、そして七飯町の中でも大川、大中山地区の造成が結構盛んで、実は北斗市よりも若干、土地代が安いというところで、不動産屋に聞くと、やはり土地代でちょっとした大型の車が買えるぐらいの差が出るので、そちらへ持っていく建設会社も多数ありますという話を聞きました。 私もいろいろ調べて、雪が多い七飯町というところを覚悟して行かれて、後でちょっと後悔しているという話も実際には聞くのですけれども、私たちも、そういうところでいうと、高規格を使いながら積極的にというところで、今、茂辺地も、そして木古内までも開通していきますので、積極的な働きかけをしていければなと思っております。 子育ての中で、函館市よりは医療費の助成が高校生まで延びているので、そこは、北斗市、いいよねという話をおおむね聞く一方で、もっと深掘りすると、実は子供を預けるところ、先ほど市長の答弁にもありましたけれども、子供を預けるところがなくて、もう苦渋の決断で函館のおじいちゃんのところへ預けたり、おじいちゃんの近くの保育園で何とかというところで、通勤が本当に回り道をしていると。ここの話でいくと、子育てのまちと言っているわりには入れないというところで、今後、どのぐらい、イメージとして、子供の出生数もここ何年か低迷していますので、ここら辺でどのぐらいの子供の数を受け入れられるパーセンテージでいけるのかなというところが、ちょっと見ているか、お知らせいただければと思います。 ○議長(中井光幸君) 松本子ども・子育て支援課長。 ◎子ども・子育て支援課長(松本教恵君) 髙村議員の御質問にお答えしたいと思います。 潜在的待機児童のお話は、何回かお話はさせていただいていると思うのですけれども、実際、令和、年度ごとの推移を見ると、潜在的待機児童が減ってきている現象というのはあります。現在、10月1日で、潜在的待機児童が34人ということで、昨年度は潜在的待機児童が46人だったので、その前の年は全部で44人とか、ちょっと横ばい状態から、今年度はちょっと減ってきたかなというような状態で、出生数もかなり減ってきていますので、出生数については、令和3年が現在の11月で232人で、令和2年の12月までで232人、若干今年は増える予定ではいますけれども、令和元年から2年というところでは、287人から232人という、大幅な減があります。 そういう影響もあるのかもしれませんけれども、潜在的待機児童というのは年々ちょっと減少してくるのかなと。ただ、コロナの影響だけなのかもしれませんけれども、その辺の推移が、もう少し、あと一、二年見ないと分からないかなという現状ではいます。 待機児童が減ってくるということ、それから、受入れということなのですけれども、現在、市のほうで考えているのは、第二東光保育園の子育て支援センターのほうと、大野保育園のほうの子育て支援センターのほう、そういう部分をちょっと統廃合を考えておりまして、その分の受入人数を、少し、0歳児、1歳児が多いので、その辺に充てていけるかなというような考えでは、こちらのほうでは考えております。 以上です。 ○議長(中井光幸君) 昼食のため、暫時休憩いたします。 再開は、午後1時頃といたします。   (午後 0時00分 休憩) ──────────────────   (午後 1時00分 開議) ○議長(中井光幸君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 7番髙村智君。 ◆7番(髙村智君) 松本課長、ちょっと一つだけ続き。 第二東光と大野保育園というお話ししていましたけれども、新駅の前の道営住宅の下にも拠点施設、拠点があったと思うのですけれども、あそこ、あまり動いていないという話も聞いていて、どういうふうにあれも含めて使っていくのか、ちょっと耳にしたことがなかったので、ちょっとそこ、あれば教えてください。 ○議長(中井光幸君) 松本子ども・子育て支援課長。 ◎子ども・子育て支援課長(松本教恵君) 髙村議員の御質問にお答えしたいと思います。 第二東光保育園と大野保育園の子育て支援センターの件は先ほどお話ししたとおりなのですけれども、新駅の前にある団地の中にあるのが、元の第二東光保育園の跡に、子育ての拠点施設ができているのですけれども、そちらのほうの、1週間に1回だけ出張してやるような形の「いちごちゃん」というところの子育て支援センターになっております。毎週金曜日に1回だけ開いて、子育て、久根別の拠点施設のほうから職員がそちらのほうに移動して実施しているというものです。人数的にも少なくて、全体的に子育て支援センター自体の、今、利用している人数が、だんだんやはり、出産するとすぐ働くというような形のお母さんたちが多いので、なかなか子育て支援センターを利用するという利用数が減っております。そこの「いちごちゃん」については、今後も、いろいろと検討はされているのですけれども、例えばなくなった子育て支援センターの跡という形で、そちらのほうでもう少し力を入れてやってもらうだとかという案も出ていますけれども、現在のところは、今の現状を継続していって、できるだけ利用できるような周知をしていくと、そういうような状態で継続していきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(中井光幸君) 7番髙村智君。 ◆7番(髙村智君) 子供の数が少なくなると、使いにくくというか、いろいろまた工夫していかなくてはならないということは分かりますので、とにかく今、預けたいけれども、未満児のお母さん方からの相談というのは、やはり今行かないと家計がという話をやはり再三されますので、大変なのは分かっていますし、いろいろ保育士の人材不足も本当に喫緊の課題だということも分かっているので、何とかしてあげたいなという中で、保育士の人材不足について、短大だとかとの情報交換というのは、市側がしているのか、保育園側がしているのか、どのような形で進めているのか、お知らせください。 ○議長(中井光幸君) 松本子ども・子育て支援課長。 ◎子ども・子育て支援課長(松本教恵君) お答えしたいと思います。 保育士の人材不足についての、函館には二つの短大と、保育士の養成所というのがありますけれども、そちらのほうには、市のほうからの働きかけというよりは、法人側のほうで、必ず求人を出すのと同時に、それを持ちながら、人材が不足しているのだというような、そういうようなちゃんと面談しながらやっていると、そういう就職活動も、こちらのほうに来てほしいというようなこともやっているということと、道内の短期大学、あるいは青森のほうまでも、いろいろとパンフレットとか郵送して、求人募集のほうは出しているということは聞いています。市のほうとしては、そちらのほうはやっていません。 以上です。 ○議長(中井光幸君) 7番髙村智君。 ◆7番(髙村智君) 東京だとか札幌だとか、いろいろ人が、保育士が流出しているという話は、うちも息子が1年生でいて、先輩方の話も聞いていますので、できるだけ友達には地元に残るようにということをお願いしながら、今、子供と話しているような形ですので、何とか地元で残っていただければなということを願っております。 一つ、母親の孤立防止へ、一時預かりを促進するということで、厚労省から素案が出されております。母親のリフレッシュが目的で、虐待防止など、心にゆとりが持てるようにするということで、定員に余裕がある保育所が行うということが出されたのですけれども、今の現状では、北斗市は余裕がないということになると、そのあたり、国から示されたものに対して、どうやって進めていこうとするのかなというのは、預かり手がない場合の考え方というのですか、その辺をどうしようとしているのか、あれば、ただ、今、出たばかりのことなので、なかなかすぐにということもありますけれども、それを含めてお知らせください。 ○議長(中井光幸君) 松本子ども・子育て支援課長。 ◎子ども・子育て支援課長(松本教恵君) お答えしたいと思います。 一時預かりの件ですけれども、議員がおっしゃったとおりに、一時預かりについては、保育園のほうは満杯状態になっている、なかなか余裕がないという状態は聞いております。 ただ、その余裕がない状態の中でも、毎日出てくる保育士、臨時の方も含めて、人数が違っていたりだとか、日々、お休みになる子供たちもいたりとかするので、その辺で、預かれるか預かれないかというのは、やはり保育園のほうに全部お任せをしているという状態なので、その辺で、ちょっと流動的にはなっております。 なので、どうしても預かれない、困ったという保護者の方は、市役所のほうに、窓口に来る方もございますけれども、そのようなときは、市役所と保育園と連携しながら、そういう空き状態を確認したりだとか、または緊急に必要だということになれば、こちらのほうで何とか都合をつけるというような、そういう連携とかは常に取らせていただいております。 以上です。 ○議長(中井光幸君) 7番髙村智君。 ◆7番(髙村智君) 子供の虐待、新聞報道だとかいろいろな報道で増えているのは分かっておりますので、このまちからそういうことがないように、何とかしていってもらえればなと思っております。 子育てに関してはここで、今度、学童の話、ちょっと続けてしたいと思います。 学童に入れない地区の話が進まないということで、茂辺地の方とちょっと話をして、ここに茂辺地の議員もいますので、いろいろお話をされていると思うのですけれども、茂辺地、今の段階でどのような形で進めようと思っているのか。春には、法人が、予定していたものが1回ストップしたという話もありますので、改めて今、どのような形なのか、お知らせください。 ○議長(中井光幸君) 松本子ども・子育て支援課長。 ◎子ども・子育て支援課長(松本教恵君) 茂辺地の児童クラブについては、数年前から課題にはなっているのですけれども、一応市のほうとしては、いろいろと2法人に委託をしたという段階で、茂辺地のほうでもぜひ委託でやってもらえないだろうかというようなお話もしたのですけれども、やはりそれはなかなか難しいというようなことで、なかなか茂辺地地区がちょっと分からなかったりですとか、施設長がいない施設での運営ができないということもありまして、学校の中でできないという、空き教室がなかったというところもあります。 それと、それではということで、違うところの法人にもちょっと委託で打診をしてみました。そのところ、やはり提示された委託料というのが、とても市の中で賄えるような金額ではなかったというようなことで、ほかの児童クラブとはちょっと釣り合いが取れないというようなところで、そちらのほうも断念しました。 その後、バスというか、そういう交通機関とか、そういうのを出してはどうかということも考えたのですけれども、それにしても費用が非常に、運営する費用がかかる、そして、では利用する人はどのくらいなのだろうといったときに、ちょっとそれは今後もどのくらいいるのだろうといったときに、その時点で4人という話を聞いておりました。その中で、本当におじいちゃん、おばあちゃんもいなくてというところは2人くらいではないかというお話も聞きまして、ちょっと今の現状では、これを進めていくのは難しいという判断になりました。 その後も、いろいろと案の中では考えたのですけれども、茂辺地の特性とかも考えまして、高齢者が多くて、子供が少なくて、これからいろいろな団地ができて、人を呼び込むみたいな形の施策を考えていかなければならないときに、では今後の子供たちのことを考えたときに、どうしていくのがいいのかなというような、中身的な内容をお話ししましたけれども、なかなかそれが現実的にはなっていない。例えば高齢者と一緒だとかにそういうところがあればいいなとかいう意見も中には出ていましたけれども、なかなかそれは現実的にはなっていないという現状になっております。 以上です。 ○議長(中井光幸君) 7番髙村智君。 ◆7番(髙村智君) なかなか厳しいという現状のまま、難しいなと思っています。これ、きっと学童だけではなくて、学校、茂辺地の人を増やすという、小・中学校の児童生徒も増やしていくようなことも含めて、トータルで人を増やしていくような考え方をしていかなくてはならないのかなというふうにも、前からそれは考えて、集合住宅も建てられておりますので、そこを進めていかなくてはならないのだろうなと思っております。 特認校という性質と、あとは、今、英語教育、ものすごく一生懸命やって、英検の成績も優秀で、出ても、その先の高校でも活躍しているという話も聞いておりますが、英語教育に特化するのであれば、いっそのこと、茂辺地地区に住んで、茂辺地の小・中学校に通ったときに、英語のALTがずっと張りついているというだけではなくて、例えば本格的に、先生、もう少し外国人、ネイティブな先生を入れるとか、あとは、小・中学校で9年制で考えたときに、最後に、例えばオーストラリアに2週間留学できますと、ホームステイするぐらいの勢いを持って、あの地域をしていくとか、今、まだまだ中途半端なのかなという形も何となく感じているので、せっかくやるのだったら、そのぐらいダイナミックにやるという方法もあるのかなというお話だけさせていただきます。ここに関しては提案としておきたいと思います。 次、子供の貧困についてに移りたいと思います。 内閣府の市町村における子供の貧困対策計画の策定状況のホームページで、北斗市の記載がありませんでした。令和3年6月30日現在のものだったのですけれども、これはなぜ載っていないのか。もし、第2期北斗市子ども・子育て支援事業に該当していないということなのか、どのような捉え方なのか、ちょっと分かればお知らせください。 ○議長(中井光幸君) 松本子ども・子育て支援課長。 ◎子ども・子育て支援課長(松本教恵君) 子供の貧困については、こちらのほうでまだ実際的に調査とか、そういうものが一切されていないような状態で、来年度、子育て家庭総合拠点のほうができた段階で、具体的な把握というものをしていきたいなというふうに考えていますので、それまでの正確な数字というのは出ておりません。 ○議長(中井光幸君) 7番髙村智君。 ◆7番(髙村智君) 来年、新しく進んでいくようですので、積極的に、先ほども7人に1人という話も出ておりましたので、具体的に進めていっていただければなと思います。 函館市では、中学生の塾代の学習支援等事業ということを行って、保護者の所得にとらわれない学力の向上に力を入れているということなのですけれども、これ、北斗市でも該当する方、結構、この7人に1人という話も、あとは8割という話、いろいろ出てきていますけれども、十分北斗市でも助けてあげられる制度ではないかなと思っているのですけれども、こういうふうなものの進め方というのは、考えにはなかなか入っていかないのか、ちょっとお知らせください。 ○議長(中井光幸君) 松本子ども・子育て支援課長。 ◎子ども・子育て支援課長(松本教恵君) 現在のところ、そこまでの部分については、今、私の立場から言えることにつきましては、ひとり親の現状という部分が非常に大きく関わってくるのではないかということで、そちらのほうを少し掘り下げて、いろいろ検討していきたいなというふうにも思っております。 ○議長(中井光幸君) 7番髙村智君。 ◆7番(髙村智君) 子供の成績というのが、所得に、今、どうしても左右されてしまうという現状もありますので、改めていろいろな方法で、小・中学校もきっといろいろな考えでものを見ていると思いますので、何かの対策の中で、検討課題になるのかなと思っております。 全国で社会問題となっている一つに、生理の貧困というのがありまして、これ、市長も御存じだと思いますけれども、隣町の木古内町などもやり始めました。ぜひ北斗市でも、ちょっと前に進めていけないかなと思っておりますけれども、このあたりはいかがでしょうか。 ○議長(中井光幸君) 京谷学校教育課長。 ◎学校教育課長(京谷亨君) 髙村議員の御質問にお答え申し上げたいと存じます。 生理の貧困ということで、僕の観点から申しますと、学校での取組というようなことでお話をさせていただきたいと思います。 現在、生理の貧困ということで、学校のトイレに生理用品を無償で提供するような体制をとっておる自治体があるというお話、先ほど議員おっしゃったように、木古内町でもやられているのではないかというようなお話もあると思うのですが、北斗市の対応の体制というところでは、まずは保健室で、そういうような希望するような児童生徒がいたら、保健室に用意していますので、気軽に来てくださいねというようなことで、まずは学校に、トイレの中に貼り紙をしながら、そういうようなまずは対応をさせていただいているというような状況でございます。 以上です。 ○議長(中井光幸君) 7番髙村智君。 ◆7番(髙村智君) 今年7月の時点で、全国で581の自治体で実施、または検討に入っていました。特に実は小・中学生は、貧困だけではなくて、父子家庭では父親に相談しにくいという状況で、学校の先生とのコミュニケーションがきちんと取れていない状況で、服を汚してしまうということで、いじめの原因にもつながっているということで、取り組まれている事例もありました。こういうところになると、スピーディーな対応が必要なのかなと。そして、保健室にどうぞというところも、実はアンケートを取ったら、9割が、実施しているところですよ、実際、トイレに置いたら、9割の子供たちがよかったと。やはり保健室にも、女の先生であるけれども、行きにくいということもあったという話もありましたので、こういうところも含めて、そして、生理というのはもともと排泄に当たり、トイレットペーパーと同じ感覚で設置されていかなければならないという自治体も多く出てきております。このあたり、子供たちのいじめになるという言葉がいろいろあちこちで出ている中で、生理の貧困、子供の貧困というもののテーマに出ているようですので、何とかそういうところも積極的に、子育てのまち、北斗市、子供たちのためにいろいろ手をかけていただければなと思うのですけれども、これからいろいろ進めていってもらえればと思うのですけれども、そこ、ちょっと最後、お聞かせください。 ○議長(中井光幸君) 京谷学校教育課長。 ◎学校教育課長(京谷亨君) 髙村議員に答弁させていただきたいと思います。 トイレに置かない理由としてどうなのだというようなところでございますが、トイレに置くということで、本当に生理用品が買えなくてという方以外にも、あるからといって何でも使ってしまうというようなこともあるのかなというところもちょっと懸念されるところでもありますし、また、衛生面や、補充する先生方のやはり負担などというものも考えていかなければならないのかなというところも考えております。 そのほか、生理をめぐる問題の解決だけを図るのではなくて、この状況に至った経緯、なぜ生理用品が手に入らないということも、保健室の養護の先生とか、いろいろ子供から話を聞きながら、その子供に合った対応をしていくというようなことも大切なことではないのかなと。ほかにも要因がある可能性もありますので、その辺も踏まえて、保健室で今のところは対応しているというような状況でございます。 以上です。 ○議長(中井光幸君) 7番髙村智君。 ◆7番(髙村智君) ここで出させていただきましたけれども、実際はそこだけをピンポイントということではなくて、子供の貧困ということで、いろいろあることも伝えていきたいなということで、ここの話題を出させていただきましたので、いろいろ進めていっていただけるような流れになればいいなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 観光事業と新駅周辺、これはちょっと一体となってお話ができればなと思います。 一つ目、人が来ること、見に来る、そして家族で来る、地元の人も来るということで、北斗市、本当にコロナ禍でありながら、駅前などでのイベントは、本当に観光課の職員の皆さんをはじめ、観光協会も積極的に頑張っていただいたなというのを、本当にありがたく思っております。 特に市民として参加していると、いろいろなものがあって、たくさんの人たちが入っているという現状を見ましたので、何とかこのまま続けていけるような流れがくればいいなと思っております。 ここで一つ二つ、提案をさせていただければなと思っております。 市長、全国各地に天空のブランコとあるのですけれども、これは御存じでしょうか。いろいろなところのユーチューブ、かなり見させていただいたのですけれども、これはやはり人が来るところ、これからコロナが明けて、人が来るところと流れとすると、せっかくきじひき高原、ああいうところで、大沼も見える、函館山も見える、そして雲海もあるということで、ものすごくいい環境だなというところで、ぜひ、二番煎じ、三番煎じということではなくて、あの場所でしか見られないものということで、シングルではなくて、例えばカップルで来てもらうためのツインにするとか、親子でとか、写真を撮るフォトフレームをあえて作って、いいところを探して、そういうところに設置するだとかということでの、きじひきを、せっかくあそこまでやっていますので、何とか生かして、冬、駄目なのは承知の上でお話はしていますけれども、夏場の観光、春から秋まで、桜から紅葉回廊の手前ぐらいまで、何とかいろいろな方に来ていただけないかなということで、一つ提案をさせていただきたいと思います。こういう新しい取組というのは、積極的に聞いていただけるものなのか、観光の課長なのかどこなのか分からないですけれども、ちょっとお知らせください。 ○議長(中井光幸君) 池田市長。 ◎市長(池田達雄君) 髙村議員の御提案と申しましょうか、おっしゃった意味はよく分かっています。 実際、私も、きじひきにそれがあれば、ちょっと面白いよねというふうな思いもありました。ただ、そういったものも含めて、やはり大事なのは、今、髙村議員がおっしゃったように、いろいろな提案をしていただく、それから、我々も当然考えなければいけない、それから、当然、観光協会も考えていかなければいけない。そういった提案をしていただくことによって、我々が実施していいかな、どうかなというふうに悩んでいるものが一歩前に進めることができる、そういった展開になれば非常にいいのかなというふうに思っています。これは今の天空のブランコとかだけではなくて、それ以外にもたくさんあると思います。 確かにあの場所は面白いし、SNS映えもするし、それから、方向によっては、駒ヶ岳に向かってもいいし、函館山に向かってもいいわけですよね。なかなかああいう場所というのは、僕、ないなと思っているのですけれども、あと、安全面も考慮しなければいけないというようなこともありますし、これはそういった貴重な御提案をいただいたということで、受け止めておきます。 以上です。 ○議長(中井光幸君) 7番髙村智君。 ◆7番(髙村智君) せっかくなのでもう1点。 きじひきの次は、やはり新駅、「ほっくる」、「おがーる」、先ほど話が出ていましたけれども、あの建物の中に人を呼び込みたいなということで、何かないかなと思っていて、一つ、それがいい、悪いと言われるのは、私は覚悟で話をするのですけれども、やはり大人も子供も遊びに来て、少し時間をおけて、できれば定期的な大会だとか、何だったら全国大会も、新幹線でいらっしゃいませんかと、パッケージでつくれないかなという話をちょっと旅行会社の方と話もしたのですけれども、意外に根強い人気のミニ四駆というのがありまして、これ、今、子供たちにもまた一つブームと、25年たって、親、この中にもきっといると思いますけれども、子供と作ったという方と、子供が大きくなって、子供がもうちょっとしてから、自分で稼ぐようになってから、さらに改良を重ねてという形がすごく今また増えてきているということで、あそこの場所に常設で、例えば3レーンくらいのミニ四駆のサーキットを一つちょっと置いて、今、コロナですのであれですけれども、この先には、そういう形で、土日の、子供と親子連れが来て、ちょっとにぎわうような場所、何か月に1回か定期的に大会も開いて、そして、できれば北斗市長杯だとか、何とか大会だとかということで、5台走行だそうです、大体の全国大会。そういう特設コースというのも、天気がいいところを見計らった外でもいいし、雨だったら中でもいいということで、レギュレーションなどを設け、3部門ぐらいでやると、朝から晩まで、何だったら1泊でやれるようなことにもなり得るという話もありましたので、ここは外と中と、いろいろなところへ人を呼び込む一つの提案としてお話をさせていただきました。 あの中で、実際、そういうことが、コロナ対応の中で、ちょっとできるのかどうか、私も言いながら微妙なところなのですけれども、その辺について、何か中で、この間、ワーケーションの仕事に来ている方が、いろいろあそこで仕事をされているという話も副市長から話をされていましたので、いろいろな形で、うるさくないことも含めて、何か一つできないかなと思って、提案をさせていただいております。中の密に関しては、何か決まりとか、今、あったらお知らせください。 ○議長(中井光幸君) 新川観光課長。 ◎観光課長(新川学君) 髙村議員の御質問にお答えいたしたいと思います。 「ほっくる」の使い方といいますか、別館を含めて新駅周辺でしょうけれども、当然、一定程度の制約はございますけれども、ただいま御提案のありましたような部分につきましては、ミニ四駆に限らずだと思うのですけれども、いろいろな大会といいますか、そういった催事、イベントが考えられると思います。月に1回、「ほっくるの会」だとか、観光協会だとか、「ほっくる」の店舗の方々を集めて、そういった会議だとかも積極的に、定期的に行っておりますので、そういったところで、まずは観光協会だとか「ほっくるの会」などを含む民間事業者が積極的にできるのかどうかという部分を含めまして、場所の制約はあるにしても、そういったものを取り払いながら、できるものをまずやっていただくというような形が望ましいのではないかと。そのためには、実施体制だとか、あるいは費用などを含めまして、協議しながら、実施の可否を含めて検討していくということになろうかと思います。 以上でございます。 ○議長(中井光幸君) 7番髙村智君。 ◆7番(髙村智君) 無茶なことを言っているかどうかというのは、最終的には皆さんにお考えいただくのですけれども、何とか人を呼び込みたいというところで、簡単で意外に子供たちも手軽にということもありましたので、ちょっと出させていただきました。いろいろなアイデア、皆さんから出ているということもありますし、いろいろ悩んでいることも聞いておりますので、何とかこのまちの、人を呼び込むことになれればなと思って、お話をさせていただきました。よろしくお願いしたいと思います。 LGBTQのほうに進みたいと思います。 パートナーシップ制度に取り組む自治体が増えてきて、函館も令和4年度から進めていくということで聞いております。 LGBというのは性的指向で、Tのほうは性自認と、これはなかなか細かく理解されていないという制度ではあるのですけれども、当事者である方が、パートナーシップ制度ができることで、存在自体が認められる、ようやく人間として生きていけるというぐらいなコメントも出されているものを見ました、NHKスペシャルで見て。全国で今、103の自治体で、1,700組が制度を利用しているということです。 こういう観点からも、北斗市も積極的にそちらへ進めていけるような、今、あしたからということではなくて、いろいろ検討課題も含めて計画していただければなと思っているのが一つと、中学生も制服で心を痛めていることを知ってほしいという話、私、実は直接聞きました。本州にある学校では、女性、基本、スラックスが基本ですと。オプションで、欲しい方はスカートも履けますよというふうにやったところ、6割の人がスラックスになったと。うちの娘に、そういうふうになったらどうすると言ったら、「私、スカート」と最初言ったのですけれども、そのすぐ3秒後には、でも、動きやすいし、いろいろなこと、足を広げるとか、動きに制約が出ないので、やはりスラックスかな、などという話にもなって、その当事者の方からは、足を出すということ自体に、ものすごく学校に行くことに対しての抵抗が、6年生のときからあったと。髙村さん、できれば毎日ジャージで行きたいのですと。今、コロナで、着替えの関係で、ジャージ登校というのも一部許されているのですけれども、体育がなければそのままスカートなものですから、毎日、できればジャージで行きたいのですけれども、という話をされて、いや、本当にこういうLGBTQに関しては、ピンポイントではあるのですけれども、本当に心を痛めて、学校に行く、行かないという話までなるのだなということを改めて感じました。 学校の制服に関しては、学校にお任せしているということもあったり、いろいろ各学校での違い、函館でもやっているところとやっていないところがあると聞いていますので、そういうことも含めて、教育委員会として、改めて今後、どのような方向へ向かっていくのか、ちょっとお知らせいただければと思います。 ○議長(中井光幸君) 池田市長。 ◎市長(池田達雄君) LGBTQに関しての御質問なのですけれども、実は私もこれ、以前から、やはり社会問題と一緒になっていますので、これは検討すべきだろうということで、まだ私の公約は公表しておりませんけれども、その一つには入れてございます。 ただ、幾つかというか、かなり解決しなければならない問題が多いということも事実でございます。その本人たちだけ満足できればそれでいいのかというと、そうではなくて、周りにいる人方、社会的にどうなっているのか。これは日本の文化と欧米の文化が違いますので、なかなかこれは難しいと思っています。 それと、今、学生服のセーラー服の話が出たのですけれども、実は私もこれ、例えば中学校ですと、男の子は学生服、学ランですよね。女の子はセーラー服にスカートというふうになっています。これを、やはり問題なく自然に解決するためには、ブレザーというふうなことも私は十分考えられるのではないかということで、これは、髙村議員おっしゃったように、市長が直接学校に対してどうのこうのということにはならないものですから、どこかの場面で、教育大綱、これは市長が関与できますので、どこかの場面で、これは入れていかなければならないだろうと。 ただ、そこで一つ問題になるのが、先ほど貧困の問題も出ていました。やはり友達の子供が卒業した、そのセーラー服をお下がりとしてもらう。一時期、それがちょっとできなくなる問題もありますので、そういった様々な問題を検討した中で、そしてまた、北斗市だけやればいいということではなくて、今、函館市も、実際、検討しているそうです。これはやはり近隣のまちがある程度足並みをそろえなければならない問題も中には出てきます。御承知かと思いますけれども、例えば公営住宅の入居にしても、それと、法律上の問題もあります。だから非常にこれは難しい問題なのですけれども、しかしながら、放っておくわけにはいきませんので、これは今後、今、髙村議員がおっしゃったような形も含めて、検討は続けてまいりたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(中井光幸君) 7番髙村智君。 ◆7番(髙村智君) ぜひ積極的にというところが、進めることまでいかなくても、検討して、いろいろ多分、調査、研究、たくさん必要だとは思いますので、しっかり、ブレザーの話も、この後、言おうかなと思ったのを出していただきましたので、そのとおり、セーラー服にはズボンではないので、その辺と、今、いろいろ安いところ、たくさん服屋が出てきていて、制服メーカーに縛られて、全国の自治体が動きにくくて高いものを買っているという実態も実はあるというのも聞いております。ブレザーだったら、ワッペンだけ、その学校の校章でつければ、あとは同じようなものを斡旋することはきっと可能だと思いますので、いろいろ検討していただければと思います。 たくさんあって、あと5分になってしまったので、ちょっと前へ進んでいきたい。 教員の働き方改革のほう、ちょっとお話ししていきます。 今年度の成果について、今現在、どのような認識でいるのか、もしあれば、お知らせください。 ○議長(中井光幸君) 京谷学校教育課長。 ◎学校教育課長(京谷亨君) 髙村議員の御質問にお答え申し上げたいと存じます。 働き方改革に伴う今の動きというようなところでございますが、先ほど市長からの答弁にもございましたように、北斗市の働き方改革プランに基づいて、いろいろな取組をさせていただいているというところではございます。 教員が学校にいる時間が長いというようなところの原因としては、やはり翌日の学習の指導案をつくったりですとか、部活動の顧問をしているだとか、それから、教育相談というのですか、今、非常に多い状態になっていると思うのですが、そういう教育相談をしているですとか、そういうようなことで非常に時間が多く費やされているのかなというようなこともございます。 今の取組といたしましては、まずは実態がどうなのかという取組を、まずは去年から、タイムカードを実際のところ配置しながら、どれぐらいの超過勤務をやっているのか、それから、その内容はどうなっているのかという部分を踏まえて調査をしていっているところでございます。 その結果の中では、昨年に比べると、今年は大分落ちてきているのかなというような状況も見られます。 今後、そういうような経過も見ながら、また、従来の取組というのですか、そういう型にはまらない、新しい視点でやはり見ていかないと、なかなか働き方改革というのは進まないのかなと思っていますので、その辺も含めまして、取り組んでまいりたいなと思っております。 以上です。 ○議長(中井光幸君) 7番髙村智君。 ◆7番(髙村智君) 子供たちに向き合っている時間が少なくなるのも駄目ですし、かといって長くいるのがいいわけでもなく、本当に先生方、難しい対応をされているのかなと。 その中でも、中学校の部活動などは、小学校もありますけれども、中学校の部活動は、本当に部活動指導員というのもいろいろこれから考えていかなくてはならないということも、文科省ですか、出されていますし、この外部コーチというものに対して、ものすごくいろいろな考え方があって、前にもお話もしていますので、ちょっと今、特に吹奏楽というのは、スポーツ部活動よりもものすごく専門性が高いのかなと。私も運動系のものとすれば、あれだけの吹奏楽の楽器を、1人の先生、二、三人の顧問の先生がいるとしても、相当なレベルでやっていますし、特に北斗市は音楽のまちということで、今、ユーチューブなどでもどんどん発表されていますし、ふるさと納税ではDVDも出されているということで、本当にいろいろな活躍を内外に発信はしているのですけれども、先日、会派協議、会派説明会のときもちらっと専門性の高い方をという話をされていたので、ここは全国大会金賞の常連である上中の先生、転勤の話も、保護者からたくさん出ておりまして、私も、いつ、いつ、という話を、毎年毎年聞いておりまして、せっかくこの間のお話もありましたので、ここはやはりそういう先生に、専門性の高いところで、北斗市の中で、今、指導主事、2人いらっしゃいますけれども、そういうところへしっかり根づいていただいて、今、上中ですけれども、北斗市、八つ、吹奏楽、金管バンドがありますけれども、音楽のまち・ほくとというのであれば、そこの底上げにしっかり、1校だけではなく、8校へ、循環型で指導に回っていただいて、音楽の時間というのももしあるのであれば、そういうところも活用して、全体の底上げをしていくということがいいのではないかなと思って、ちょっとそこら辺、多分、教育長のところでの考えだと思いますけれども、そういうふうな発想にはならないのかなと。ぜひそういうふうにしていくと、子供たち、ぐっと引き上がっていくのではないかなと思うのですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(中井光幸君) 永田教育長。 ◎教育長(永田裕君) 髙村議員の御質問についてお答え申し上げます。 部活動に関しては、顧問の先生が何十年も同じ学校にいるということはあり得ません。当然、そのとき、そのときによって、全国大会に行けるときもあれば、そうでないときもあるということをまず認識していかなければならない。行政が、全国大会に行かせるために、専門性のある人を雇って、それをやっていかなければならないというものでもないというふうに、部活動であれば考えています。 それで、指導主事の関係の話、ありましたけれども、底上げをするというよりも、指導者の育成をしていかなければならないのかなというふうに考えておりますので、その辺の部分と、それから、音楽のまち・ほくとという部分におきましては、ただ吹奏楽の全国大会に行って金賞をとったということだけではなくて、市民の皆さんが音楽に親しんで、子供から高齢者まで、楽しく生きがいを持ったまちづくりをしていくというのが本来の目的ではないかなというふうに思いますので、そのようなイベントであったり、大会であったり、そういうものを企画していきたいなというふうに考えております。 以上です。 ○議長(中井光幸君) 池田市長。 ◎市長(池田達雄君) 今、教育長が言ったとおりなのですけれども、確かに音楽のまち・ほくとということで、シティプロモーションも進めさせていただきました。 ただ、私は、それはまず一つのきっかけづくりとして、そういうことをお話をさせていただきました。 ただ、北斗、基本的に児童生徒というのは、まず学業が第一ですから、そして部活などをして、なおそれにプラス効果を持っていく。これは音楽だけではなく、文化面だけではなくて、スポーツも私は同じだと思っているのですよ。結構スポーツのほうが、どっちかというと、北斗の子供たち、活躍していますよね。音楽の持つ力というのは、優しさだったり、楽しさだったり、また、感動だったり、勇気だったり。だけどスポーツのほうも、今年、東京オリンピック・パラリンピックをやったときに、ものすごく世論として、やったらいいのかどうかというようなことがありましたけれども、実際、やってみたら、ものすごく国民が感動しましたよね。特にパラリンピックなどを見て、ものすごいと思いました。だから、ただ単に音楽のまち・ほくとというだけではなくて、例えばスポーツ合宿も絡めた中で、スポーツのまち・ほくとというふうなものを、今後は当然、展開していかなければならないというふうに思ってございます。 以上です。 ○議長(中井光幸君) 7番髙村智君。 ◆7番(髙村智君) 市長には、その次に私が言うところを先に言われてしまいましたので、まさにスポーツ、もともとスポーツ、本当に全国大会へ多数輩出しておりますし、子供たちも成長して戻ってきている子もたくさんおります。 実は中学校の部活というのが、年々、合同チームになって、浜分中学校の野球部、何と今、4名と。あの学校で4名しかいなくて、今、大野中学校と一緒にやっております。いずれ部活動がやれる学校が本当に狭まれて、クラブチームでやっている子もいますけれども、限界が来るのかなと。 私は、勉強は当然のように大事だと思っているのですけれども、やはり小中高の運動、文化活動も含めて、勉強以外のことを充実することで、社会へ向かっていくいろいろなものになるのかなと思っておりますので、今すぐということではなく、といいながら、浜分は4人しかいない現実もありますので、部活動に関しては、北斗の中で、例えばチーム北斗というところで、1人もいない、2人ぐらいしかいないよというところは、積極的に部活をやりたい人が総合体育館に集まるとか、いろいろな中学校の体育館へ集まるとか、グラウンドに集まるというやり方もしなければ、指導者が足りないというのを前提で今お話ししていますけれども、いろいろな形で、子供たちにスポーツをやる場、音楽、いろいろな活動をやる場というのが制限されてきているというのも事実だということも、私も感じておりますので、そこ、あしたからやれということではないのですけれども、いろいろな研究課題がちょっとあるのではないかなということで、投げかけさせていただきます。もう6秒なので、最後、ちょっとその辺、お聞かせください。 ○議長(中井光幸君) 永田教育長。 ◎教育長(永田裕君) 議員の御質問にお答えしたいと思います。 確かに合同チーム、最近、増えてきております。それは、少子の関係でやむを得ない部分もあるのかなというふうに思っております。 それで、学校の中の部活動として、今、髙村議員おっしゃられたように、いろいろなところからいろいろな人を集めてどこかでやるというのは、それは学校の役割なのかどうかというところになると、ちょっと微妙な問題になってくると思います。合同チームということであれば、お互いの学校が話し合って、練習をこっちでやる、あっちでやるというのは可能かと思うのですけれども、その辺はどんどん進めていけば、2人の顧問がいるわけですから、半分で済むとかということになっていきたいと思いますし、あとは、やはり地域総合クラブだとか、地域の有志だとか、そういう人たちがそういうものを真剣に考えていきながら、今後の部活というか、スポーツの取組の在り方というものを考えていく必要もあるのかなというふうに考えております。 以上です。 ○議長(中井光幸君) 14番工藤秀子君。 ◆14番(工藤秀子君) -登壇- 通告に従いまして、2点ほどお聞きいたします。 一つ目です。 街灯施設等補助金に関する件でございます。 市役所より、水銀に関する水俣条約の採択に伴い、2021年より水銀灯(ランプ)の製造・輸入が禁止、供給量も減少することが予想されることから、当該ランプを管理している各町内会・自治会は、計画的にLED化を進めるようにと通知がありました。 そこで、市内の町内会・自治会の要望状況と、市としての今後の考え方をお知らせください。 二つ目です。 災害対策事業に関する件でございます。 今年7月から8月にかけて、記録的な大雨により、特別警報が出され、厳重な警戒を余儀なくされ、河川の氾濫、土砂災害など、各地の被害が報道されました。 当市でも、11月2日、3日に大雨警報(洪水・土砂災害)が発令され、指定された地域に避難指示が出され、開設した避難所には避難者も来られたと報告がありました。 当市では、防災計画等で、備蓄品や災害対応資機材は確保されていると思いますが、指定福祉避難所の設置状況と、避難行動要支援者対策の状況をお知らせください。 以上、2点、よろしくお願いいたします。 ○議長(中井光幸君) 池田市長。 ◎市長(池田達雄君) -登壇- 工藤議員の御質問にお答え申し上げたいと存じます。 1点目の、街灯施設等補助金に関する件についてでございますが、工藤議員の御質問にありますとおり、市では本年9月に、令和4年度予算に係る街灯施設等補助金の要望調査を行った際、水銀灯(ランプ)の製造・輸入禁止に伴い、今後、供給が次第に少なくなることが予想されるため、計画的にLED化を進めていただくよう通知をしており、これに対し、51団体から、新設23灯、改良599灯の要望が上がっているところでございます。 市としての今後の考え方につきましては、令和4年度の改良要望灯数が今年度の約2倍となっておりますが、可能な限り要望に添えるように予算を措置し、町内会・自治会の計画的なLED化の推進を後押ししていきたいと考えております。 2点目の、災害対策事業に関する件についてでございますが、福祉避難所につきましては、平成30年に福祉避難所設置運営マニュアルを策定し、説明会を実施した上で、御理解をいただいた社会福祉法人等との協定を締結し、福祉避難所に指定しており、現在、9法人27施設がございます。 なお、災害対策基本法施行規則の改正により、災害対策基本法施行令第20条の6に定める基準に適合する施設を指定福祉避難所として公示することが必要となりましたので、先般、当該公示を行ったところでございます。 また、これまでに正式に福祉避難所を開設し、避難者の受入れを行った実績といたしましては、先月2日の大雨の際の1名となっております。 次に、避難行動要支援者対策の状況についてでございますが、東日本大震災の教訓を踏まえ、平成25年に災害対策基本法が改正され、市町村に避難行動要支援者名簿の作成が義務づけられました。 本市でも、独自の基準で名簿の作成を行うとともに、自主防災組織結成の手引を策定し、自主防災組織の協力の下、個別避難計画の策定を進めてきたところでございます。 しかしながら、いまだに災害により多くの高齢者が被災する事例が多くあることから、避難の実効性をさらに確保するため、災害対策基本法が改正され、個別避難計画の策定については、市町村の努力義務とされたことから、本市でも改めて自主防災組織の拡充を進めており、現在、防災連絡会議との連携の下、4町会と協議を進めております。 また、要配慮者利用施設等の施設管理者を含め、市内事業者に対しても、協働により防災訓練の実施や物資等の備蓄、避難行動要支援者の避難体制の構築など、自主的な防災活動の推進に努めていただくなど、あらゆる方面から地域の防災力向上に努めてまいります。 以上で、工藤議員の御質問に対するお答えといたします。 ○議長(中井光幸君) 14番工藤秀子君。 ◆14番(工藤秀子君) 再質問させていただきます。 街灯施設のほうは、51団体、新設が23、改良が599ということですが、その中で、これはたしか補助率は違うと思うのですよね。1割負担、2割負担、3割負担と、たしかあったはずだと思うのです。7割補助、8割補助、9割補助、そのパーセンテージというのですか、例えば9割補助が何件で、8割が何件、7割が何件と、分かりましたらお知らせください。 ○議長(中井光幸君) 若山土木課長。
    ◎土木課長(若山太一君) 工藤議員の質問にお答えいたします。 今回の51団体に対しては、ちょっと確認しておりませんけれども、全体の中でいきますと、86団体中、7割の町内会が46町会で約53%、8割の町会が25町会で約29%、9割の町会が15町会で約17%となっております。 以上です。 ○議長(中井光幸君) 14番工藤秀子君。 ◆14番(工藤秀子君) 分かりました。 それで、7割が46町内会、やはり会員数とか、多いところがそうなのかなという思いはあります。 それで、町内会活動の原資というのは、会費、個人の会費、町内会の皆さんの会費、それと、市からの補助ですか、均等割3万円と、事業をやったことに対する1万円ずつの、多分、5万円だと思うのですが、そのほかに、文書配布手数料が云々がもらって、それが多分、原資になっていると思うのです。何か企業と違って、商売してもうかっているということではないと思うので、私たちの町内会も小さい町内会なもので、1割負担だと思うのですが、その1割負担を出すのも大変な状況になっているということです。 後からの一般質問にありますが、町内会も小さくなっているところ、会員の少なくなっているところとかあると思うので、その1割負担、2割負担、3割負担、大変な思いで出さなければならないというところもありまして、聞かれました。何とかこれ、全額補助ということにはならないのかということで、今回、質問させてもらいました。 そして、街灯施設補助金のところで、令和元年の電気料、決算では4,200万円ほどになっていましたが、令和2年では3,800万円に減っていました。これはきっとLEDに変えたところもあったからこういうふうになったのかなと勝手に理解しましたが、その辺はどうですかね。電気料のそういう減った理由。 ○議長(中井光幸君) 若山土木課長。 ◎土木課長(若山太一君) 質問にお答えいたします。 確かに令和元年度から2年度に関しましては、電気料金が減っております。これに対する割合というのは、LED化に伴う率というのもあるのですけれども、実際、令和元年度から2年度のLED化率というのは、増えたのは約3%ちょっと、LED化率が増えています。電気料金に関しましては、LED化とLED化でないやつの差というのが、半分まではいかないのですけれども、3%のうちの仮に半分としても、電気料でいくと1.5%とか、その程度になります。 この電気料に関しましては、やはり基本料金、電力料金といいますか、そちらのほうが大きく、多く左右されまして、今年度の見込みは、今の段階でいくと、4,000万円は超えるような見込みになっていますので、LED化によっての電気料金が下がったという形ではないような認識はしております。 以上です。 ○議長(中井光幸君) 14番工藤秀子君。 ◆14番(工藤秀子君) 分かりました。 それでは、令和元年と2年の差は、LED化になったことが主な原因ではないということを思っていればいいことですね。 そこで、先ほどの補助率の関係なのですが、そういうことで、ない原資の中から、LED化にするためには資金を出さなければならないということで、うちのような小さい町内会は一遍にできないということで、何年かに区切ってやろうという話し合いをしました。 ところが、話し合いをしても、1年や2年ではできるわけではないのですよね。それで、10年計画、20年計画を立てようかということになりますと、私たちも20年、10年、生きていられるかいという話にもなりましたので、そこで、その間、会員も減ってきています、徐々に。そうすると、会費も少なくなる、文書配布手数料ももらえるのが少なくなると、本当にそれに充てる原資というものがほとんどなくなる状態にも考えられるということで、ぜひ、今すぐどうのこうのということではないでしょうけれども、市でもいろいろな公共施設の耐震がもうでき上がっている状態で、新しくする事業がないような状態になってきているのではないかなと思うのですけれども、勝手に。そういうところで、LED化にする、それから、住民の安全のための明るいことも、住民自体がもちろん負担をしなければならないというのは分かりますけれども、そういう会費を払いながらの負担は、とても今後、厳しくなると思うのです。 ですから、できればこれ、徐々にでもいいですから、何とかしてもらえないかなというのが、小さい町内会のお願いなのですけれども、その辺はどうですか。市長でも副市長でも部長でも、できましたらお答えください。 ○議長(中井光幸君) 若山土木課長。 ◎土木課長(若山太一君) 工藤議員の質問にお答えいたします。 団体のほうで負担はしていただいているような形にはなっているのですけれども、やはり地域の防犯上ということで、地域の皆さんもそこら辺の施設に関しましては一部の負担をしていっていただきたいと考えております。 ほかの自治体とかを見ましても、特別うちの自治体が劣っているようなわけではなくて、電気料金などに関しましては、当市では100%補助というのも行っております。 このような状況の中で、LED化に関しましても、先ほど議員がおっしゃったとおり、町内会のできる範囲で進めていっていただくような形で考えていただければと思っております。 以上です。 ○議長(中井光幸君) 暫時休憩いたします。 再開は、2時15分頃といたします。   (午後 2時00分 休憩) ──────────────────   (午後 2時15分 開議) ○議長(中井光幸君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 14番工藤秀子君。 ◆14番(工藤秀子君) いろいろ分かりました。 それで、これは北斗市だけの問題ではないのですよね、多分。先日、テレビで滝川市のこともやっていました。札幌市のこともやっていて、同じような状況なのだなというのは分かりました。 それで、本市は電気料は全部補助ですので、電気料も補助したからただだ、では施設の管理もただにしてということにはならないと思うので、できれば施設のほうの1割、2割、3割補助の部分を少しでも軽減してもらえないかなということで、お願いです。それは本当に今後、町内会活動も縮小してくるのでないかなという思いもありますし、会員も、私たちの小さい町内会でも、会員が亡くなったりすると減ってきていますので、大きなところでも、多分、それは出入りがあるのではないかなと思いますので、ぜひそれを考えてほしいと思います。 それで、ちょっと違うのですが、町内会活動の補助金、助成金とありますよね。あれ、86団体の町内会の中で、3万円と5万円ですか、1事業に対して1万円の補助金、今年度と2年はコロナでやっていないところがたくさんあったと思うのですが、その前でもいいです。全体に86、87ですか、その団体、町内会、自治会で、全額補助を受けている団体、町内会はどのぐらいありましたかね。 ○議長(中井光幸君) 京谷市民課長。 ◎市民課長(京谷弥生君) 工藤議員の御質問にお答え申したいと存じます。 町内会活動活性化補助金の件についてなのですが、令和2年度につきましては、均等割が3万円ということで、86町会、全部行っております。そのうち48町内会が全額、満額の補助を受けておりました。 以上でございます。 ○議長(中井光幸君) 14番工藤秀子君。 ◆14番(工藤秀子君) 分かりました。 令和2年ですから、コロナでいろいろな事業もやれなかったところもあるので、このぐらいになっていると思うのですが、それでも3万円と、満額もらったとしても5万円、8万円ですよね。 ですから、さっきも何回も言っているのですが、本当に電気料もただにしろ、これもただにしろということは無理だと思うのですが、ぜひその辺、今後、今すぐではなくて、町内会も多分、縮小したり、合併しているところも、あれは矢不来だったか、あるので、小さくなったり少なくなったりすると思うのです。 ですから、その3万円と5万円で8万円、それでは事業ができているので、会費の中からそういう器具代とか出さなければならないということも大変な思いになってくるので、ぜひ今後、お考えいただければなと思います。すぐどうのこうのは多分無理だと思いますので、これをきっかけに、そういうことも考えていただければうれしいなと思うのですが、いかがでしょうか。 ○議長(中井光幸君) 工藤副市長。 ◎副市長(工藤実君) 工藤議員の御質問のほうにお答えをさせていただきたいと思います。 やはり人口減少であったり、高齢化の社会にあって、まちづくりを進めるに当たって、町内会の皆さんのお力というのは必要不可欠、今後も含めてそういう状況にありますので、町内会活動の様々な部分については支援をしていきたいという基本的な考え方があります。 一方で、今の街灯に関する電気料を全額、市が負担していることも含めて、小規模な町内会にあっては、その施設整備についても厳しいのだという事情も、これはよく分かります。そういった御指摘については、工藤議員、今後、市の各種事業も落ち着いていくというような、前段のほうでそういう御指摘がありましたけれども、やはり財政的には厳しい状況に、少子高齢化ですから、向かっていきます。 そんな中で、市長の基本的な予算編成の考え方としては、選択と集中という考え方を持って、予算、財政等を賄っております。 そういったことから、安心・安全という分野で、例えば、今、工藤議員御指摘の施設整備を手厚くするとした場合には、では安心・安全の分野で、少しそこを薄められる可能性のものがあるのかどうなのか、全て皆増というわけには、厳しい財政状況の中ではなかなかできないというふうにも思いますので、そういう選択と集中という考え方の中で、今後、御指摘の、御提案の部分が実現できるのかどうなのかというのは、検討をしてまいりたいというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(中井光幸君) 深田市民部長。 ◎市民部長(深田健一君) 工藤議員の、先ほどの町内会活動活性化補助金の関係で、市民課長のほうからお答え申し上げましたけれども、少し補足をさせていただきたいと思います。 まず、均等割3万円の町内会が86町会、そして、6万円の交付が48町会ということで申し上げました。48町会が、合計、活性化補助金としては9万円、満度でもらっている町会ということになってございます。 以上でございます。 ○議長(中井光幸君) 14番工藤秀子君。 ◆14番(工藤秀子君) 分かりました。 ぜひ副市長のおっしゃるように、検討して、いい方向にいけるように、ぜひぜひ、ぜひお願いいたします。 その件は終わります。 北斗市は町内会活動も活発ですし、協力もしていると思うのですね。よく市長がおっしゃっていますので、町内会の活動のたまものだということもよくおっしゃっていますので、ぜひその辺はお考えいただければなと思います。 次に移ります。 災害対策に関する件です。 先日、11月に、大雨警報が発令されて、北斗市でも避難所ができたということで、報告書を見ました。そうしたら、福祉避難所の設置状況、11月の広報に詳しく出ていました。なるほどこれだけあるのだなということで見させてもらいました。 ここでは、直接そこには行ってはいけないというようなことも書かれていましたので、やはりこういう方は、一応一時避難所というのですか、例えば学校なら学校に1回行ってから、それからそういう避難所に移されるものかどうか。そして、それを移すという、決めるのは誰が決めるのかなということと、多分、そういう福祉避難所に行くとすれば、1人では行けないと思うのですが、そういう場合は介助する者がいるものかどうか、そこに、一時避難所に行った職員がそれを確認して、そちらに移すのかどうか、その辺、ちょっと移す移行というのですか、その辺をちょっとお知らせください。 ○議長(中井光幸君) 小坂総務課長。 ◎総務課長(小坂正一君) 工藤議員の御質問にお答えしたいと思います。 まず、福祉避難所については、基本的には常時開設しているわけではございません。まず、災害が発生して、避難指示等が発令された段階で、一般の避難所を開設します。基本的にはそちらのほうに皆さん避難をしていただくという形になりまして、中でもやはり一般の避難所であればちょっと滞在するのが難しい方、例えばベッドが必要であるとか、そういう方については、当然、福祉避難所というものをその時点で開設をして、そちらのほうに移っていただくというような方向になります。 その判断をするというのが、基本的には保健師の職員が避難所開設した段階で各避難所を回るような仕組みになっていますので、その保健師たちがまず判断をするというような状況で、今、進めております。 ただ、福祉避難所も、現在、9法人、27施設、協定を結んでいただいて、指定をしておるわけですけれども、常に受入れ可能かというと、また逆にそういうわけではなくて、特に今、コロナという状況もありまして、必ず状況を確認して、受入れ可能かというのを確認し合った上で、引き受けていただいているというのが現状です。 そこの福祉避難所への移送が必要だというところで、福祉避難所まで移っていただく手段ですけれども、基本的には、来ていただいたときの形で行っていただくか、あとは福祉避難所側のほうで迎えに来ていただくか、あとは、ただ、職員が普通の車で送迎するというのもなかなか厳しいわけでして、その辺の対応としては、あとは消防に依頼するか、そういうような選択肢の中で、福祉避難所のほうに移っていただくというような形でございます。 以上です。 ○議長(中井光幸君) 14番工藤秀子君。 ◆14番(工藤秀子君) 分かりました。 一時避難所に来ていただいた、そのまままた福祉避難所に行くという、もしそういう場合が想定されたとしたら、もし車椅子を押して、お父さんを押してお母さんが来たとします。その方が福祉避難所に行かなければならなくなった場合、そこには保健師だってすぐ、何か所もある避難所、全部配置されているわけではないと思うので、回って歩くと思うのですが、では保健師が来るまで、そこで待っていなければならないということなのかな。そして、保健師が移ってくださいと言ったら、そこには市の車もそこの避難所の車もないとしたら、車椅子を押したまま、お母さんが押して行くというような状況にもなることもあるということですか。どうですか。 ○議長(中井光幸君) 小坂総務課長。 ◎総務課長(小坂正一君) お答えいたします。 基本的には、保健師が回っていますけれども、そういう可能性がある人が来たら、速やかにそちらのまた避難所に、1回行ったところでも、戻ってもらうとか、そのような対応で迅速にはやっていきたいと思っています。 移送方法としては、やはり車椅子で来られたという形だけであれば、イコール福祉避難所に行っていただくということにはならないとは思います。なので、状況によりけりですけれども、最善の対策で移っていただくというようなことを考えていきたいと思っています。 以上です。 ○議長(中井光幸君) 14番工藤秀子君。 ◆14番(工藤秀子君) 分かりました。 ここに11月号の広報に載っていたのですが、福祉避難所の受入対象者ということで、高齢者、障害者、乳幼児など、災害対策基本法に定める要配慮者のほかに、妊産婦、傷病者、内部障害者、難病患者、医療的ケアを必要とする方などと、その家族も含みますとありました。 これをこういうふうに見ますと、確かに車椅子で来たから必ず入るとは限らないと、今、課長、おっしゃいましたけれども、でもやはり障害者、高齢者に部類すると思うのですよね。ですから、車椅子がどうのこうのということではなくて、もちろんこういうことも出しているので、シミュレーション、マニュアルもたくさんあると思うのですが、先日、11月の時点で、たしか当別ですよね、福祉避難所に入った方、1名ということで。その方の場合はどういうシミュレーション、マニュアルでそういうふうになったのか、ちょっとそれが分かりましたらお知らせください。 ○議長(中井光幸君) 小坂総務課長。 ◎総務課長(小坂正一君) お答えいたします。 広報にも掲載されていますけれども、基本的には、要配慮者の方が対象ですよということには違いありません。ただ、当然、受け入れるキャパシティの問題もありますので、皆さんが該当するからといって、全ての方が即、福祉避難所に行っていただくということにはなりません。やはりあくまでもその中でも一般の避難所での滞在がやはり難しい方というのを、厳選というとあれですけれども、そういう方を対象に、まず検討を進めていくという形になります。 今回の事例でいいますと、ちょっと詳しい症状まで、私も把握はしていませんけれども、当初、やはり福祉施設の関係にまずお住まいの方で、そこから一時的に近所のところに移ったのですけれども、実際、避難指示が出た段階で、石別小学校のほうに移られたというところで、保健師が行って、その状況を確認したら、やはり福祉避難所に移っていただくのがベストではないのかという判断で、その場でうちの保健福祉課のほうを通じまして、侑愛会の施設のほうとちょっとやり取りをして、受け入れていただいたという経過でございます。 以上です。 ○議長(中井光幸君) 14番工藤秀子君。 ◆14番(工藤秀子君) 分かりました。 やはり避難、そういう障害者とか、そういう方が先に避難することがいいことだと思いますので、ぜひそれは対応して、皆さんが安心して避難できるような状況をつくってほしいなと思います。 そこで、前、町内会に避難行動要支援名簿みたいなものを出すようにということで、その名簿をつくったと思うのですが、今でもそれはつくられているものかどうか、それに86町内会、全部の町内会でそれを出しているのかどうか、分かりましたらお知らせください。 ○議長(中井光幸君) 小坂総務課長。 ◎総務課長(小坂正一君) お答えいたします。 避難行動に支援が必要な方については、市の基準で対象者のリストというのを作成しております。町内会等にお願いしているのは、それを基に、そういう方々が実際に避難するときに、補助していただくような人を決定していただいたり、それに向けた対策を行っていただきたいというようなことをお願いしております。 実際、ある程度の町内会でも、防災に関する組織として組織立って活動されているということを少しでも避難される方も安心材料としていただきたいと思いますので、自主防災組織という形で結成されている町内会にまずお願いしています。 現状、市内で今、36の町内会で自主防災組織が組織されていますので、まずそこの町内会には、皆さん、一応お願いをしています。その中でも、避難行動に関する個別の計画というのですけれども、それについて、ちょっと前向きに検討したいというところが、そのうちの29自主防災組織で検討いただいていまして、実際、その個別計画ができているというのが13自主防災組織というのが現状でございます。 以上です。 ○議長(中井光幸君) 14番工藤秀子君。 ◆14番(工藤秀子君) 分かりました。 やはりそこでも町内会の皆さんの力を借りなければならないということがまた改めて分かりました。 それで、こんなこと言ったらあれなのですけれども、私たちの町内会は、車椅子とか用意できないので、リヤカーを用意しました。じいちゃん、ばあちゃんを乗せて、リヤカーなら押したり引いたりできるだろうということで。そこで、これを、福祉避難所ではなくて、普通の避難所がありますね。例えば学校とかも避難所になっていると思うのですが、そこにはいろいろな備蓄品はあると思うのですけれども、車椅子の用意とかはどうなっていますか。分かりましたら。 ○議長(中井光幸君) 小坂総務課長。 ◎総務課長(小坂正一君) お答えいたします。 個別の避難所にどれだけ配置しているかというのは、今、数字的には押さえていないのですけれども、まず学校と、住民センター等であれば、一定程度、車椅子はまず常備していると思います。ないところについても、市のほうでは、避難所用に車椅子、ストックしていますので、いざ避難所開設となった段階で、車椅子のないところがあれば、拠点施設のほうから配送するというようなスタイルをとっていっています。 以上です。 ○議長(中井光幸君) 14番工藤秀子君。 ◆14番(工藤秀子君) そうですね。住民センターとか学校とかはあると思うのですが、そこで、ほかの施設にもぜひ、必要だったら持っていくではなくて、もうそのときは必要なのですよ。ですから、できたら、備えあれば憂いなしという言葉もありますので、計画に入れて、順次配備するような形で備えていただければいいかなと思います。 ですから、本当に町内会はいろいろなことで、それぞれ自分たちで自助、共助、そのもとでいろいろなことを考えていると思います。ですから、そこも配慮していただいて、ぜひそういうことも、備蓄品の中の一つに車椅子も入れるような形にしていただければとても助かるのではないかなと。そこに置きっ放しだったら、また使うときに使えないということもあると思うので、それも大変でしょうけれども、それも、もし町内会のそういう施設だったらお願いするような形で整備してもらうような形にしていただければ、安心して、いつも市長のおっしゃる安心・安全の町内会になるのではないかなと思いますので、そこを考えていただきたいなと思います。 これで終わります。 ○議長(中井光幸君) 19番水上務君。 ◆19番(水上務君) -登壇- 私は、1点だけ質問させていただきます。 6月議会でもやりましたのですけれども、腑に落ちませんので、再度、質問させていただきます。 谷川小学校の児童減少傾向に関する件でございまして、御案内のように、谷川小学校の児童が減少傾向にあります。谷好2丁目の工業地域を住居専用地域へ用途変更するべきであると考えておりますが、いかがですか。市長の所見をお伺いいたします。 よろしくお願いいたします。 ○議長(中井光幸君) 池田市長。 ◎市長(池田達雄君) -登壇- 水上議員の御質問にお答え申し上げたいと存じます。 全国的な問題となっている少子高齢化及び人口減少の進行は、本市においても例外ではなく、その影響は、多くの市内小・中学校で児童生徒数の減少という形でも表面化しておりまして、水上議員の御質問にある、谷川小学校の児童数は、10年前の平成23年度が169人だったのに対し、本年4月には99人となり、70人減少しております。 児童数の減少傾向を踏まえ、谷好2丁目の工業地域を住居専用地域へ用途変更すべきという御提案は、本年第2回定例会でも同様の御質問をいただいておりますが、市といたしましては、現状の用途地域のままでも住宅や共同住宅などの建築、宅地造成は可能であるという認識に変わりはございません。 しかしながら、地域の将来を御心配されるお気持ちは十分理解できるものであることから、市といたしましても、第2回定例会後、直ちに対象地域の土地所有企業と面談し、谷川小学校の児童数減少や、用途地域変更に対する考え方、また、社員向けの宅地開発などについて意見交換を行ったところでございます。 また、谷好・富川地区の第1種住居地域の中には、1万平方メートル以上、またはそれに近い面積の未利用地が6か所ほど存在しておりますので、それらの土地利用が図られるよう、民間事業者に対してPRを続けていきたいと考えておりますし、空き家となっている既存住宅について、空き家バンクの活用を働きかけるとともに、本市の充実した子育て支援制度などをPRすることで、子育て世代の居住につなげていきたいと考えております。 以上で、水上議員の御質問に対するお答えといたします。 ○議長(中井光幸君) 19番水上務君。 ◆19番(水上務君) 非常に残念な答弁をいただきました。6月定例会の答弁と全く同じです。 なぜ私は質問するかというと、市長は、今、ここに持ってきている第2次北斗市総合計画、中身を見ると、「ほっとする、くらしがある、ともにすすめるまちづくり」とか、いいことがいっぱい書いていたけれども、開発をしなければ、こういうものも、家が建たないと、ものがならないわけですから、それを描いた絵に終わっているような気がするのですね、こういうの、地目変更しないということは。そういう考え方に私はとるのですが、市長はどうして考えていらっしゃるか、その点をちょっとお尋ねします。 ○議長(中井光幸君) 池田市長。 ◎市長(池田達雄君) 水上議員の御質問にお答えしたいと存じます。 宅地開発、谷好2丁目の工業地域、ここには住宅も建てられますし、造成もできます。逆に言えば、多様な使い方ができる土地だというふうなことでありますので、用途変更には変わりはないということです。 ただ、答弁でも申し上げましたけれども、6月定例会の後、直ちに、この土地所有企業には、私どものほうから、谷川小学校の現状だとか、そういったものはきちんとお伝えをさせていただきました。 そういった中で、あとは企業がどういうふうな考え方を持つのかというのは、また別な話になってきますけれども、それ以外に、当該地域では、宅地開発が可能な土地がまだ幾つも残っているのですね。そういったところもぜひ検討していただければということで、そういう宅地開発できる土地はたくさんありますよということで、PR、これは谷好・富川地区だけではないです。人口減少、子供たちの減少が著しい地域、まだたくさんありますので、そういったところにも加えてPRしていますので、あくまでも我々は、基本的には、やはり児童生徒、できれば多いほうがいいですし、そういった思いで、今後、続けてまいりたいというふうに思ってございます。 以上です。 ○議長(中井光幸君) 19番水上務君。 ◆19番(水上務君) 確かに市長、谷好、富川で空き地6か所と答弁ありましたけれども、あるのですけれども、こういう空き地に、僕も地主と直接話はしているのですよ。ところが、やはり売る気もない。では貸してくれないかと言ったら、貸す気もない。それから、売りたいという不動産屋の看板も立っていますけれども、やはり不便なのですね、家を建てる人にしてみれば、きっと。全く手つかずで、看板立ったままですよね。もちろん私も400坪売りますという看板を立てているのだけれども、全然やはり、中に入っているからですかね、話がないのですね。来ないのです。 ここの2丁目、なぜ言うかというと、今の工業地域でも家も建つ、何も建つということにはなるのでしょうけれども、ここが、現在、太平洋セメントのグラウンド、北海運輸の車庫、これらの方々は、宅地でも売るなんて全く気持ちがないわけですよね。 したがって、そういう企業にある土地を買われたら、企業は自分の商売に使う関係で買うのでしょうから、宅地開発なんてするはずがないのですね。そうすると、非常に谷好の入り口の便利なところが、本来は家を建てれば谷好の奥の土地よりも、私は造成したら足が速いと思うのですけれども、それが企業に買われることによって、宅地開発にならなくなるのです。あの奥のほうも、企業に売ってもいいよという話すら持っていっている地主がいるのですよ。恐らく単価が合わなかったせいか、話が壊れたのか、企業に買われたらもう最後ですから、ですから住宅専用地域にして、ここは住宅専用地域ですから、工業とかそういう企業には使えませんよ、工場は駄目ですから、家を建てるだけにしてくださいという、行政が指導すれば、そのように私はなると思うのですよ。市長の権限というのは相当大きいものがありますからね。だから、企業に買われる前に、専用地域にして、住宅だけ建ててくださいと、住宅だけにしますよということを希望しているから、ここを出すのです。一番便利ですから、すぐ売れますよ、造成してもらえば。 したがって、くどいようですけれども、谷川小学校の児童の減少、1人でも食い止めたいと、こういう思いからですけれども、どうですか。変更する意思、逆転して、考えを変えていただけませんか。 ○議長(中井光幸君) 新井都市住宅課長。 ◎都市住宅課長(新井貴行君) 水上議員の御質問にお答えします。 用途変更をする際は、住民や土地所有者を対象に、説明会が必要になります。その後、用途変更に反対であれば、意見書を提出することができます。それを受けて、市の都市計画審議会の審議を経て、北海道との協議、その後の都市計画決定という流れになります。そのような手続の中で、用途変更は土地所有者の意見を踏まえたものでなければならず、市の考えだけで用途を変更することはできないものとなってございます。 以上でございます。 ○議長(中井光幸君) 19番水上務君。 ◆19番(水上務君) 課長、絵に描いた餅をそのまま読んでいるだけですよ。その決まりを破って、地域の発展のために仕事をするのが皆さんでしょう。6月にもそれを言っているのですよ。地域の住民の説明会なんて、市がこうやるのだから、皆さん頼みますと、皆さん、うんと言いますよ。そんなもの、やる気がないからそんなことを答弁して、答弁にならないよ。そんなのを聞きたくて、今日、質問しているのではないのですよ。もう少し、だからそこ、考えを変えなさいということ。谷好地区の発展はどうしたらいいか。我々と一緒に考えてもらって。やる気ないのですか、あるのですか。この前も言ったけれども、自民党公認の道会議員が出たから、僕、やっているのですよ。社会党なら、知事は言うことを聞かないから、こんな質問出しませんよ。チャンスなのですよ。そういうことを踏まえて僕は質問しているのです。どうですか。 ○議長(中井光幸君) 池田市長。 ◎市長(池田達雄君) 水上議員の御質問にお答えしたいと存じます。 地域に対する気持ちというのは、私、十分よく分かっているのですよ。答弁でも言いましたけれども、宅地造成できないのであれば、社宅みたいなものを建ててくれれば、逆に子供方がいる家庭が入っていいのではないですかというようなお話もさせていただいておりますし、また、実は水上議員が言ってきているのと、今、真逆のこともやっているのも事実です。要は、本来、工業地域でないものを、要はそういった準工業地域にしてもらえませんかというふうなことをお願いしています。これは、やはり企業を貼りつけるためにはそういうこともしなければならない。それから、住宅を貼りつけるためには、今、水上議員がおっしゃったようなこともしていかなければならない。 ただ、あくまでもこれは地権者があることですから、何回も言いますけれども、第2回定例会後、地権者にはそういうお話をさせていただいております。同時に、また違うほうでは、何とか企業誘致の関係で、どうしても工業用地が足りないから、お願いできないかというふうにお願いをしている土地もあります。 ただ、いずれにしても、今、課長が言ったように、北斗市の意思というか方向性として、それは決定権が今、実は北斗市にはないのですよ。ないものですから、どうしてもいろいろな審議会を通して、北海道なり、土地が大きくなれば国の方向性で決めていただかなければならないということで、努力をしているということだけは理解していただければなというふうに思っています。 谷川小学校だけではなくて、他の学校でもそういう状況になっていますので、そこは我々も何とかまちづくりがよくなる方向に努めていきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(中井光幸君) 19番水上務君。 ◆19番(水上務君) 市長の答弁に逆らうわけでないですけれども、努力しているのは、確かにしているのだから、それはそうですかと聞くしかないのですけれども、私の言っていることに、半分でもやりますというような返事が来て、初めて、努力してくれたのだなというふうに認識する。今の段階では、口では努力しているけれども、さっぱり何もないから、何も努力と認められないのですよ。 だから、なるべくそういうふうに、谷好西部は、前から言っているように、皆さんの力を借りないと、僕は何年も前から言っているのですよ。久根別、七重浜は、黙っていても民間デベロッパーで家が建つし、なるけれども、西部のほうは、やはり行政の力を借りて、一緒にやってもらわないと、なかなか開発はできないので、力を貸してくださいと、ずっと前から言っているのですけれども、何せ行政は動かないんだな。なぜなのだろう、これ。そうですか、ちょっとそういうふうに、やる気がないから、動いても駄目なの。やる気あったら、失敗でもうまくいくのですよ。ひとつ市長、やる気を起こして、何とかしてもらわなければ、谷好のまちは過疎になってしまいますよ。絶対なる。うそでないです。もう目に見えているのですよ。ひとつ努力してください。お願いします。 ○議長(中井光幸君) 池田市長。 ◎市長(池田達雄君) 前回の御質問の中でもお話ししましたけれども、地域の実情というのはよく分かります。そして、谷川小学校、私、実は好きな学校なのです。何年か前から、クリスマスの時期になると、独自のクリスマスコンサートを学校の中でやってくれて、私、実際、行っていますから、こういう学校、いいよねと、やはりそういう学校というのはなくしたくないし、その思いというのは水上議員と一緒ですので、今後も地域発展のためにまた努力してまいります。 以上でございます。 ○議長(中井光幸君) 2番渡野辺秀雄君。 ◆2番(渡野辺秀雄君) -登壇- 通告に従いまして、2点、質問させていただきます。 北斗市の自治会・町内会に関する件。 少子高齢化の今、自治会・町内会においても、様々、その影響が出てきております。 北斗市の86ある自治会・町内会においても、町会運営に支障を来しているところもあるものと考えます。 私の加入している町内会でも、今後、5年先の町会運営に黄色信号がともっております。 まず、除雪ボランティアの皆さんの平均年齢は73歳、最高齢は81歳です。 2015年に朝日新聞が行った町内会に対する意識調査によりますと、「自治会・町内会は必要ですか」の問いに対し、必要(どちらかといえば必要)が889人、(どちらでもないが107人、不要(どちらかといえば不要が971人。6年前の調査ですが、今でもその流れは変わらないと思っております。 町内会の活動は多岐にわたります。 中でも、災害時の共助は、町内会の大切な役割です。 しかし、都会では、解散する町内会があると聞きます。 北斗市でそのようなことがないと信じたいのですが、毎年、入会者が減り、役員の成り手不足など、5年先、10年先はどうなるのだろうと、危惧をいたしております。 私もあと五、六年は町会発展のために頑張っていきたいと思っておりますが、市長は自治会・町内会の現状と今後について、どのように考えておられるか、お聞かせください。 2、福祉灯油に関する件。 世界的な原油高騰に伴う石油製品の値上がりが進んでおります。 家庭用灯油の平均価格が1リットル当たり、前年比37%増の112円から113円で、11か月連続で上昇、13年ぶりの高値で推移しております。 昨年に比べ、1世帯当たりの負担は2万1,000円増となり、コロナ禍で収入が落ちた家庭にとっては、大変な出費につながっていきます。 社会福祉協議会で毎年行っている福祉灯油の助成対象世帯の枠を広げるために、市としても手立てを講じる考えはないか、お伺いいたします。 よろしくお願いいたします。 ○議長(中井光幸君) 池田市長。 ◎市長(池田達雄君) -登壇- 渡野辺議員の御質問にお答え申し上げたいと存じます。 1点目の、北斗市の自治会・町内会に関する件についてでございますが、自治会・町内会は、地域コミュニティーとして、一定の地域で、そこに住む方々が暮らしやすい地域となるよう、地域課題の解決をはじめ様々な活動を自主的・主体的に行うなど、重要な役割を果たされております。 その活動内容は、地域のお祭りやレクリエーションなどを通じた親睦活動、安全・安心な社会をつくるための防災・防犯活動、清掃や環境美化活動、子供や高齢者への見守りといった、地域福祉を支える活動など、多岐にわたっており、住みよいまちづくりにはなくてはならない存在でございます。 近年、核家族化や個人の価値観の多様化、少子高齢化などにより、町内会役員の高齢化、担い手不足、町内会加入率の低下が課題となっており、本市のみならず、全国的にも地域における自治活動や互助活動の機能低下が危惧されております。 このことから、市では、町内会に関心を持ってもらうことが大変重要であると考え、これまで、転入者等に対する町内会加入PRチラシの配布や、宅建協会、不動産協会の協力をいただいて、アパート入居者への加入勧奨を行ってきましたし、今年度からは、加入率向上や担い手確保に取り組む町内会への活性化交付金を増額しており、財政支援にも力を入れております。 また、先般行われました青少年育成大会や、子ども議会、さらに今月の広報ほくとに掲載されておりますが、市が企画した萩野小学校6年生の皆さんと考える北斗市のまちづくりにおいては、町内会活動に興味を持って、実際に活動に参加し、その大切さに気づいた子供たちから、町内会を盛り上げるための解決策について、子供たちの視点で様々なアイデアを提案していただきました。市といたしましては、提案内容を参考にさせていただきたいと思いますし、子供たちが町内会活動に高い関心を持つことが、将来の参加につながるとともに、親御さんなどに町内会の重要性を改めて認識してもらうきっかけになると感じておりますので、今後も出前授業などを通じて、このような学習や取組を継続していきたいと考えております。 また、引き続き町内会を取り巻く環境の変化に対応しながら、加入者を増やす工夫と、世代交代がスムーズに行っていけるよう、担い手育成の取組を単位町内会や町会連合会、さらには多様な地域コミュニティー組織と連携しながら、協議を重ね、活性化に努めてまいりたいと考えております。 2点目の、福祉灯油に関する件についてでございますが、社会福祉協議会歳末福祉見舞金として実施している福祉灯油は、社会福祉協議会と共同募金委員会が中心となり、町会連合会をはじめ市民の総意をもって歳末助けあい募金運動を展開し、市民の方々から寄せられた募金の一部と、この活動に賛同する企業や団体の皆様から寄せられた福祉灯油指定の寄附金を原資としております。 歳末福祉見舞金の配分は、70歳以上の単身世帯で、一定の収入要件を満たす方などに対し、社会福祉協議会が1万2,000円を支給しておりますが、過去には、平成19年度から21年度にかけて、灯油価格の高騰等を踏まえ、市が上乗せして助成を行った経過もございます。 現在の状況は、新型コロナウイルス感染症の影響により、いまだ家計が不安定な中、昨今の灯油価格高騰が追い打ちをかけていることから、市といたしましては、冬季生活費増嵩への緊急支援策が必要と判断し、本定例会の補正予算で冬季生活臨時支援金を提案させていただき、先ほど議決をいただいたところでございます。 支援金の対象は、社会福祉協議会歳末福祉見舞金として1万2,000円を支給する約320件に対しては、3,000円を上乗せして1万5,000円を支給し、また、今年度、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う支援制度等の対象となった1,157件に対しては、新たに1万5,000円を支給することとしており、対象となる方に対しましては、速やかに御案内を行い、年内に支給したいと考えております。 以上で、渡野辺議員の御質問に対するお答えといたします。 ○議長(中井光幸君) 2番渡野辺秀雄君。 ◆2番(渡野辺秀雄君) ありがとうございます。 質問の2番に関しては、十分に分かりました。ありがとうございます。 1番の町内会・自治会に関する再質問をさせていただきます。 市長のおっしゃるとおりだと私は思うのですが、確かにそういう努力は市がしているのは私も分かっています、町内会に携わっておりますので。ただ、いかんせん、入会者減、役員の成り手減。私が十五、六年前に町会の役員をやった頃は、役員がたくさんいました。でも、亡くなったり、いわゆるリタイアしたり、年齢が年齢でございますので、市がやっていることは重々分かっています。予算も使っていただいていることも十分分かっています。 私の言いたいのは、それではなくて、結局、子供たちがそういうふうに町内会のこと、うちの町内会もそうです、積極的に子供たちは参加してくれます。いかんせん、中間層ですね、40代、50代、ほぼ子供たちが中学校に入ると同時に、もう顔は出しません。いろいろなイベントのお手伝いも、やはり来るのは高齢者です。 結局、10年後どうなる、今、意識がなくてどうなるのという思いもあります。今、イベントもなくなりました、コロナでですね。お祭りには、そういう40代、50代の方もたくさん集まってくるのですが、いかんせん、お祭りもできません。 それで、いわゆるどんどんどんどん、入会はしているけれども、お手伝いはできませんというのが常識化されてくるのではないかなというふうに危惧をしております。 ほかの町内会の会長に伺っても、やはり同じような意見です。これから先はどうなるか分からぬというのが実情でございます。私はそれに対して、今までやってきたことは、市がやったことは分かっています。これからどうするのということ。 函館市で、これ、この間の道新なのですが、町会運営マニュアルを作成して、やはり函館市も一緒なのですね。こっちよりきっとひどいと思います。結局、町会運営の規約、それから会計事務の手続方法、加入促進のためのアイデアなど、いわゆる自発的な参加の意識づくりですね。町内会活動への参加機会の拡充、負担感の軽減、そういうことを皆さんに知ってもらって、少しでも町内会に協力してくださいと訴える冊子なのですね。 さっき市長の答弁で、転入者には町会でやっているそうなのですが、いかんせん、今、うちの町内会で、新築、もうお年寄りで、いないからなくなった、それが空き家になった、すぐ売れるのですね。それで、今、壊して、新築工事、五、六件やっています。でも、その人たちは、来る方は、若い人なのですね。もちろん町会に加入してくださいとお願いに行きます。いいよと言ってくれるのは、今まで20件ぐらい、そうやって入ってきました。五、六人です。あとは、無理、無理という感じですね。 あともう1点、心配しているのは、班長制度、うちはやっていますが、班長、毎年、十二、三件、一つの班に十二、三人ですから、10年に一遍ぐらい、班長が回ってくるのですね。文書配布はいいですよと。ただ、集金がというのですね。いわゆる町会費、それと募金活動ですね。今回は、今年はイベントがないので、町会費、若干余っているのですね。ですから、募金は町内会で出しますよと通達を出しました。ですから募金はしませんよと。でも、町会費はやはり集めに行くのですね。それが嫌だ、班長をやらないという人もいるのです。 それで、うちの町会では、有償で、誰かを雇って、集金だけの業務をやらせるかという話までなっています。私が加入した15年前とさま変わりしています。それで、今回、こういう質問に至ったのです。 それに対して、市はどう考えているのかということなのです。今までやったことは十二分に認めていますし、ただ、それでもいわゆる加入者がいない、町内会を面倒見てくれるという役員に成り手がいない。それに対して市はどう考えているのか、伺います。 ○議長(中井光幸君) 京谷市民課長。 ◎市民課長(京谷弥生君) 渡野辺議員の御質問にお答え申し上げたいと存じます。 運営マニュアルというものは、こちらの市民課でも用意してございます。あと、今年度、今年の2月なのですけれども、町内会のほうにアンケートということで、86自治会・町内会からの回答を得まして、それに基づいて、町内会の維持と自主的な活動の促進、活性化を図ることを目的としておりまして、加入促進と担い手育成というところの項目がございまして、その対応策を、町会連合会でも検討を進める予定でございます。 以上でございます。 ○議長(中井光幸君) 2番渡野辺秀雄君。 ◆2番(渡野辺秀雄君) ありがとうございます。 そういうことは絶対必要ですよね。ただ、意識のある人はやってくれるのでしょうけれども、なかなか新たに手を挙げて、私たちも役員をやってくれないかいと、ちょっと親しくなればそう言うのです。やはり頭を縦に振る人は少ないです。ですから、町内会は役員は何をしているのとか、何か私たちが動いているのを見れば、あまりにも、ごみ拾いから始まって、公園清掃です。公園清掃はトイレの清掃もします。そして、子供たちの見守りもやっています。それを見ていると、きっと、これではできないわというふうになるのではないかなと思っています。少しずつ削りたいのですが、でも今やっていることは、一つでも削れるところがないのですね。よほど意識のある人でないと、何名かもう辞めていきまして、穴が空いていて、1人で三役やっているのです。大変なのです、現状は。うちの町内会は500世帯ぐらいあります。そういう大きいところでもそうです。小さいところなんてもっと大変なのではないかなと思っております。 だから、さっきも言いましたけれども、こういうのは絶対意識をつけるのに、町内会はどういうところなのという意識づけをするために、絶対、北斗市でも作って、皆さんに配っていただきたいなと思っております。 時間も時間なので、あとは、もう質問はありませんので、ただ、意識だけは共通して持っていただきたいなということだけを伝えて、質問は終わります。 ○議長(中井光幸君) 池田市長。 ◎市長(池田達雄君) 渡野辺議員の御質問にお答えしたいと存じますけれども、町内会の担い手不足、そういったものに関しては、渡野辺議員おっしゃるとおりだと思います。私たちは、その以前から、やはり問題視してございます。 確かに北斗市の自治会・町内会に対する市の支援もあるとはいいながら、逆に市がお願いをしている仕事もたくさんあります。ここは私たちもやはり反省をしていかなければいけないし、それから、一生懸命やっている町内会活動ほど、後継者不足というふうなものも言われております。それは、まさに議員おっしゃったように、町内会の役員、一生懸命やっている姿を見て、役員になればあれをやらなければならなのだな、ちょっときついよねというふうなのも事実です。 やはり、ただ、当然、支援はしていかなければならないのでしょうけれども、それだけではいけません。渡野辺議員おっしゃるとおり、手引も必要ですし、それから、今回、12月号の広報ほくとで、メインで取り上げさせていただきましたけれども、ああいう、例えばあれは萩野小学校の6年生の取組なのですけれども、そういった、実は今まで、ああいう取組はなかったのですよ。それは、青年の主張大会だとか子ども議会を受けて、こういうのもやはりやらなければいけないよねということで、我々は、市があれを企画してやらせてもらったのですけれども、そういった様々な手法を使って、町内会活動が維持、そしてまた発展できるように、今後もまたいろいろな提案をいただいた中で実施してまいりたいというふうに思ってございます。 以上でございます。 ○議長(中井光幸君) 17番白石勝士君。 ◆17番(白石勝士君) -登壇- それでは、通告に従いまして、大きく2点、一般質問を行わせていただきます。 1、市営住宅の除排雪に関する件。 毎年、冬季の除排雪は切実な問題です。 個人の敷地の除排雪は、それぞれの住人の自助努力によって除排雪を行い、市営住宅についても同様の考え方で、問題の解決が図られてきました。 しかし、今日のような人口減少社会において、住人同士の協力を前提とした方法は、いずれ限界が来るものと思われます。 そこで、市営住宅の除排雪について、それぞれの自治会等に任せるだけでなく、行政の積極的な関与が必要になると考えますが、市長のお考えを伺います。 2、道路行政に関する件。 道路は、市民生活や地域経済にとって極めて重要なインフラであり、その整備や維持には不断の努力が必要であると考えます。 我が北斗市内にも、改良や整備が必要な道路が幾つもありますが、ここでは、以下の2か所について、現状の認識と今後の取組を伺います。 (1)国道227号と道道1164号北斗追分インター線及び追分線の交差点のずれについて。 (2)久根別停車場線のうち、久根別2丁目10番から21番62号付近の狭い箇所について。 以上、一般質問させていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(中井光幸君) 池田市長。 ◎市長(池田達雄君) -登壇- 白石議員の御質問にお答え申し上げたいと存じます。 1点目の、市営住宅の除排雪に関する件についてでございますが、白石議員の御質問にありますとおり、市営住宅における冬季間の除排雪の考え方は、個人住宅と同様であり、そこに暮らしている皆さんに対応していただくこととなっております。そのことは、入居説明の中でも共同で行うよう御説明しており、入居者の皆様の御理解と御協力により成り立っているものと認識しております。 なお、除排雪の方法は、団地自治会のある団地はその団地自治会が、それ以外の場合は管理人が中心となり決定しており、各自が住戸前をかいている団地や、当番制でかいている団地、また、共益費により、業者に依頼している団地など、様々でございます。 今後、人口減少がより一層進み、現在の除排雪方法が維持できなくなるようであれば、各団地の入居者の状況を踏まえ、団地自治会などとともに、解決方法を探ってまいりたいと考えております。 2点目の、道路行政に関する件の一つ目、国道227号と道道1164号北斗追分インター線及び追分線の交差点のずれについてでございますが、白石議員の御質問にありますとおり、道道1164号北斗追分インター線を走行して、国道227号と交差すると、信号奥の市道追分線は10メートルほど左に位置しており、一直線ではない道路構造となっております。道路管理者である北海道へ確認したところ、今後、道道1164号北斗追分インター線の改良が行われる予定となっていることから、現段階での交差点改良は考えていないとの回答を得ております。 二つ目の、久根別停車場線の御質問箇所についてでございますが、当該箇所は歩道が整備されていない区間となっており、令和4年度予算編成に対する町内会要望事項の中にも、小・中学生の通学路であり、また、住民の生活道路としても広く利用されていることから、早期に歩道を新設するよう、要望が上がっております。 このように、地域の強い思いがあることから、今後の取組に関しましては、まずは整備に向けて関係する方々との協議を行っていきたいと考えております。 以上で、白石議員の御質問に対するお答えといたします。 ○議長(中井光幸君) 17番白石勝士君。 ◆17番(白石勝士君) 答弁いただきありがとうございます。 二つのうちの道路行政に関する件につきましては、道路の関係というのもなかなか事態が動くのに手間や様々な準備、努力が必要だということは十分承知していますので、地域からの要望があるということを申し上げた上で、これ以上の質問は控えたいと思います。 1番の市営住宅の除排雪に関する件でございますが、現状の方法の維持が難しい、そういう難しくなってきた場合は、今後、関係者との協議というのですか、そういったものを考えたいということでしたが、その維持が難しくなるという状況というのは、そんなに遠い未来ではないと私は思っています。 図らずも今日の一般質問でも度々町内会活動とか、地域とか、人口減少の話が出ていて、やはりこれは、我が北斗市に限らず、全体として大変な問題、その一端としてこういったことが出てきているということなのだろうと思うのですが、この方向で話を広げていくと止まらなくなってしまうので、除排雪の話だけにしますけれども、市営住宅の敷地内の除排雪、通路部分とか、駐車場とか、それによって、また、構造によっても様々ありますから、それぞれの市営住宅で、いろいろ業者に頼んだり、輪番制にしたりとか、いろいろな方法で解決しているということは承知しております。 ただ、業者に今、頼んでいるというところは、ある程度うまくいっているかもしれませんけれども、住人同士の輪番でやっているところ、通路部分とか、出入口部分とか、そういったところについても、その住宅の棟ごとに、やはり取組に温度差とか、考え方の差があるように結構見受けられます。 例えば、昔から入居者が多いところとかは、全体に高齢化していますが、高齢化していても、しているからみんな駄目だという、そんな単純な話ではなくて、結構元気にやっている人たちもいて、そういう人たちが数人いると、結構うまく回るのですよね。回るのですけれども、今度、その人たちばかりになってしまう。 そうではない、身体機能が衰えてきている人たちが多いところになると、そういった輪番にしたところで、誰も引き受けられないという状態が起きてしまって、それこそ管理人さんとかが一生懸命やっているという状態になってしまったりとか、若い世帯が多いところだと、共働きが最近多いですから、そもそもいないとか、そんな感じで、一概に困難、やっていくのが大変だといっても、その置かれている状況が違うのですよね。 そんな中で、いずれは外注しなければならないのではないかと。今、既に業者に頼んでいる、そういった団地もあるのですけれども、その方法に倣っていかざるを得ないのではないかと思うのですが、その際に、その自治会ごとに、では受益者負担で、料金を徴収しましょう、冬季間の間でもという話になったときに、その考え方の差が出てくるのだと思うのですよ。そういうのも必要としていないという人と、必要な人との間で、負担することに対する意識の差が出る。そこを全部その自治会とか住人に任せておくと、住人同士の対立に発展してしまうのではないかというのが、私が今、危惧していることなのです。 それで、そういったものから順に、行政の関与というものがやはり必要になるのではないかと。これは維持できなくなってからやるのではなくて、今から少しずつそういったものを絵を描きながら、計画していく、そういう姿勢が大事なのではないかと思うのですけれども、この件について、考え方を伺いたいと思います。 ○議長(中井光幸君) 新井都市住宅課長。 ◎都市住宅課長(新井貴行君) 白石議員の御質問にお答えいたします。 入居時に、市営住宅の入居に当たってというパンフレットをお配りしておりまして、その中で、団地内の除排雪や清掃も、入居者の皆様の話し合い、共同で協力して行うことになりますというふうな記載があります。係のほうからも口頭での説明を行ってございます。 また、同じパンフレットの中で、その他入居者が負担する費用ということで、共同部の電気料金、清掃、除雪等に関わる費用は共益費で負担してくださいという記載もございます。 一応入居時の説明の中で、そのように各入居者には説明されているのですけれども、それが払いたくないだとか、できないだとかという場合であれば、やはりそれは市のほうで行って、その入居者のほうに対して、守ってもらうよう、指導するべきだというふうに考えます。 以上でございます。 ○議長(中井光幸君) 17番白石勝士君。 ◆17番(白石勝士君) ありがとうございます。 なかなか昔からと言ったらあれですけれども、市営住宅なども、昭和の頃から建設したり改良したり建て替えたりとかしながらずっと続いている仕組みですから、その昭和の仕組みというのが今でも続いているのだなと、私はそのように受け止めていました。 昔、その頃でしたら、そういうやり方でうまくいったでしょうけれども、これからどんどんそうはならなくなるのだろうと。我が国の人口統計の推移から見れば、これから起きることというのは、核家族化したものが、今度は高齢化していって、高齢化核家族の集まりに社会が変貌していく。そうなると、一軒家だろうが集合住宅だろうが関わりなく、それぞれの世帯の生活に必要な労働力を自分たちで供給できなくなるという、こういう社会の到来が、計算上はもう予測されています。 そうなったときに、なってから対策を打つのであれば、結局、その対策が生きてくるまでの間の隙間にはまった人たちが痛い目に遭う。なので、今のうちから研究したり、働きかけたり、もしくは、今、答弁の中であった、共益費の中でやる、それを聞いてくれない人は指導するというのは、それはそれで大切なことなのですけれども、その考え方をもっと理解してもらうために、こういうことも考えられますよ、こういうことを想定されますよということを今から研究して、伝えていく、訴えていくということも、将来の地ならしのために大事だと思うのです。それで、今回はこういう質問を用意させていただきました。 大分時間も時間で、皆さん、くたびれてきたので、この辺で終わりたいと思いますが、最後に、お考えがあったらお伺いして、やめます。 ○議長(中井光幸君) 池田市長。 ◎市長(池田達雄君) 白石議員の御質問にお答えしたいと存じます。 白石議員おっしゃる懸念というのは本当によく分かりますし、それから、その件に関して言えば、先ほどの渡野辺議員、そしてまた、水上議員も地域課題を述べていただきましたし、また、工藤議員もおっしゃっていただきました。いろいろな手法があると思うのですね。 例えば、今、DXの時代となっている中で、要はボランティアなり何かをすることによって、そこにポイントを付与する。そのポイントをためた中で、こういったものに対応をしていく、そういったシステムをつくっている自治体も実はあるのですね。 私たちも、そういう情報を得て、何とかそれを北斗市で実現できないだろうかというふうな思いは、実際あります。ただ、それをそうしたらすぐ次年度、実行できるかというと、それはなかなか難しいのですけれども、今まさにもう、なかなか共助という部分がちょっと難しくなっている状況では、今言ったようなポイント制度、地域のポイント制度みたいなものを活用というか、そういった取組も私は必要ではないかと。そうすることによって、例えば今回、町会要望の中で、除雪ボランティアの成り手がいないというようなこともありました。そういったところにも、解決の糸口としてあろうかと思いますし、そういった様々なことを今検討しながら、やはり新たな地域のまちづくりなり、新たな手法として、そういったことも考えていかなければならないだろうというふうに思ってございます。 ただ、実施するに当たっては、より慎重に行わなければいけませんし、当然、議会の皆さんはもとより、多くの市民の皆さんに理解をしていただかなければ、これは実施できないものですから、私どもも慎重に進めていきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ────────────────── △延会の議決  ────────────────── ○議長(中井光幸君) お諮りいたします。 本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 御異議なしと認めます。 よって、本日の会議は、これにて延会することに決定いたしました。 ────────────────── △延会宣告  ────────────────── ○議長(中井光幸君) 本日は、これにて延会いたします。 御苦労さまでした。       (午後 3時27分 延会)...